【浄水器レビュー・口コミ・塩素除去】蛇口直結型の浄水器は“しばられ感”がいや!でも2Lのペットボトルを買うのも面倒。ウォーターサーバもピンとこない。そんな私がポット型浄水器ブリタに乗り換えてみたので、感想をまとめました。
この記事の内容
ポット型浄水器ブリタにした理由
わが家で浄水を使うとき
わが家で浄水を使うシーンは、多くの方と同じだと思いますが、主に以下です。
- 飲料水
- 炊飯や煮込み料理の水
- お野菜やお豆腐を洗う最後
蛇口直結型の感想
前のマンションで蛇口取り付けタイプの浄水器を経験しました。自動的に送られてくるカートリッジの送付時期が合わず、かといって他の方法で買いにくく、謎の浄水器ビジネス感や“しばり感”が私にはフィットしない気がしました。
ペットボトル水の感想
そこで今の住まいに移ってからは、近所のスーパーで2リットルのペットボトルを使う習慣に。でも、ゴミが出るし、特にコロナ禍を経験して在宅時間が長くなったせいもあり、ストックがなくなったタイミングで買いに行くのが面倒だったり。あと、安いペットボトルの水の安全性や衛生面もよくわからないなーと感じていました。通販で届けてもらうのは、送料分が割高に思えて避けていました。
ウォーターサーバーは?
サーバーを設置してタンクのような水のボトルを入れ替えるのは、場所をとりそうなのがまず気が乗りませんでした。そして、そのお水をずっと継続して買うのが必要で、自動的に届くならやはり“しばり感”がいや、自分のタイミングで買うならずぼらな私のことなのできっとストックを切らしてしまいイラっとしそうです。
メジャーなブリタに即決
そんなこんなでポット型浄水器を試してみようと思い立ち、特に迷わずメジャーなブリタに決定しました。安く済めばもちろんうれしいですが、それよりもいろんな面倒の解消という目的が大きかったです。
実際にブリタを使ってみた感想
一番人気のリクエリに決定
いろいろ比較検討するのが面倒だったので、いくつかあるモデルの中で「一番人気」と書かれていたリクエリに決定。ろ過水容量1.15L 、全容量2.2L、冷蔵庫のドアポケットにおさまるサイズで、ふたについた液晶メモがカートリッジの交換時期を教えてくれます。
液晶メモがついたフタ(左)、ポット本体に内容器をセットしてフタをした状態(右)
カートリッジ(左)を入れた内容器をポットにセットします。
カートリッジを内容器にセットした状態が上の画像です。そして内容器の中に水道水を入れると、カートリッジを通過して浄水となりポットにたまります。ろ過時間はストレスない程度に短時間です。
カートリッジはまとめ買いでき、楽天マラソンのときに購入すればけっこうお得です。なお、カートリッジを開封したら、水を張ったポットの中でカートリッジをゆらゆらくぐらせ、2度ほど水をろ過して捨てるという儀式が必要。その後に浄水の任務を担ってもらいます。
ブリタのよかった点
購入後半年以上、今はすっかり生活にブリタが根付きました。ペットボトルを買ってたくさんのごみを捨てるという面倒なことをよくやっていたなと今では思います。ストックしておかなくても水道水があれば浄水が飲めるという安心感もあります。また、ペットボトルのときとは違い、野菜を洗ったりするときもケチらずに浄水を使うようになりました。
水の味をどうこう言えるほどの感覚は持ち合わせていない私ですが、コーヒー、お茶、紅茶は美味しくいただけています。家人の晩酌で水割りをするのは稀ですが、美味しくいただいているもよう(多分お酒ならなんでもよいはず)。喉がかわいたときはお水をそのまま(といっても一度沸かして冷ましたもの)をごくごく飲むこともありますが、美味しいです。
ブリタの物足りない点
これは物足りないというより私の検証不足が原因ですが、買ってみて気づいたのが、リクエリの容量だとすぐに使い切ってしまうということ。そして、うちでは水を冷やしておかないので、別に冷蔵庫のドアポケットに入るリクエリである必要はなかったということです。
それから、ちょっとモヤモヤしたのが、カートリッジをはめたままにしておくのかどうか問題。最初のカートリッジを使い切るまでは、内容器にカートリッジを入れたままにしておきました。ポットの下部がいっぱいになっても内容器に水を満たしておけば、ポットの水を使うにつれて内容器の水がろ過されて落ちていきます。ですがこのときのモヤモヤが2点。
- 内容器をセットしたまま水を注ぐと、フタを閉めずに注ぎがちない私の場合(しっかり閉めるとフタをはずすときに固くて苦労することがあるので)内容器の中にたまっている浄水されていない水道水も注いでしまうモヤモヤ
- 内容器下部のポケットにはポット本体に落ち切らずにわずかに残った水がずっと溜まっていて、カートリッジがそこに浸かったままの状態のためカートリッジの底が赤くなってしまう(たぶん赤カビ)モヤモヤ
ブリタ公式の使用シーンの写真を見ると、内容器とカートリッジを装着したままでドアポケットに入っています。となると上記のモヤモヤは解消されません。せっかくブリタを買ったのに水道水を注いでしまうことになるのもいやだし、カートリッジを水にずーっとつけておくのは衛生的にどうかとも思います。そこで、2つ目のカートリッジ以降では、使い方を変更。ポットに浄水を満タンに貯めてから内容器もカートリッジも本体からはずしておくようにしています。
ですがそうした場合、内容器をセットしていないとフタがポットの中に落ちやすくなります。内容器の口がフタを受け止めて安定させる役割をしているためです。このことからブリタとしては内容器は常時装着しておくという想定なのだろうと思われます。
また、容量たっぷりに浄水をためておくための対策も編み出しました。まず、内容器1杯分をろ過した後、内容器を上に移動させてポット本体の口のふちにひっかけるようにしてゆるやかに固定させます。するとポット本体の高さが伸びて実容量が増えます。その部分にお水をためることができるようになるので、もう1杯分以上の水をさらに内容器に入れてろ過させ、ポット本体の本当に上まで満タンにすることで容量たっぷりにしています。そして、内容器とカートリッジははずします。
残念だったというか私の思い違いだったのが、フタの液晶メモ。カートリッジをろ過した水が何リットルか計ってくれるんだ!すごい!と思っていたのですが、1週間ごとに目盛りが増えていくだけ。4週間になったらカートリッジの取替時期ですよということらしいです。それなら別に液晶メモ要らないから安くしてほしい・・・
ちなみにカートリッジの交換タイミングの目安である4週間は、1日5.3リットル使用で150Lとのこと。うちは2リットルのペットボトルを1日1~2本使っていたので、ブリタにしてからは1カ月~1カ月半くらいで取り替えています。取り替えた時期はLINEにメモっているので、液晶メモは本当に要らないんです。なお、二人家族でこの使用量が多いか少ないかはよくわかりませんが、私も家人も出張がそこそこあって不在の日があるので、毎食フルできちんとお料理をするご家庭よりは少ないかもしれません。
気付きがあればまた追記します。いろいろ書いてますが、ブリタはペットボトル生活の不便を解消してくれたので、満足しています。
カートリッジの再利用
使い終えたカートリッジを再利用する方法をネットで見かけ、私も実行しています。再利用のために手間をかけるのはいやなので、数日間放置して中身まで乾いたであろう頃、カートリッジ上部を切り取ります。切り取る場所も、上半分のふたの根元からではなく、簡単に切りやすい先端部分のベロのような部分のみ。冷蔵庫や下駄箱のすみっこに置いています。
こういう使用記や体験談で実際以上に盛ったことを書くのがいやなので正直に書くと、もともと臭いが気になっていたわけではないので、活性炭の脱臭効果すごい!という実感はまったくありません。今のところは、「再利用している」という事実に単に満足している状態です。