【カラコン体験談・使用記】「カラコン 40代」と入力すると、「痛い」とサジェストされるくらい、「カラコンをする40代は痛い」と思われているようです。正直に打ち明けると、私はアラフォーでカラコンデビューした後、アラフィフの現在もカラコン愛用者です。今回は、大人になってカラコンを愛用し始めた私が使っているバレないカラコンをご紹介。カラコンがバレた瞬間も公開します。
この記事の内容
カラコンを使うようになった理由
ちなみにカラコンとはご存じのようにカラーコンタクトレンズの略ですが、サークルレンズという呼び方もあるようですね。
私のカラコンデビューはかなり遅く、40代。おばさんになってからです。若い頃は全く興味がなく、「ギャルのアイテム」「自分が使うものではないカテゴリ」にある存在としてみなしていました。
ですが、目袋(目の下の脂肪の突出によるふくらみの部分)が気になり始めた頃に、目の他の要素の威力をアップして目袋を目立たなくさせたくて、カラコンを装着し始めました。この頃は本当に目袋に悩んでいて、毎日毎日気になって仕方がなくて、前髪の分け目を変えたりと色んな努力をしていました。ウブでひたむきでかわいかったんですね♪
目袋は自分の力ではどうにもできないと悟った私は、脱脂手術に踏み切りました。幸いにも満足できる結果が出て、年月が経過した今もキレイです。
そして、目袋の悩みがなくなった今でも、カラコンの目力アップ効果を手放せなくなり、そのまま使用しています。目袋はなくなりましたが、上まぶたのたるみは加齢とともに進行しており、目の存在感が薄れていきます。ヒアルロン酸注入や目周りのレーザー治療や上まぶたのフラクショナルレーザーなどで踏ん張ってはいますが、若い頃のような目力まではアップできません。加えて、もともとメイクがうすい私は、アイメイクもかなりあっさりで、しない日も多いです。カラコンはそんなものぐさな私を、よそゆきのハッキリした顔に仕上げてくれる便利でありがたい存在です。
装着するとどうなる?
瞳がキリッとして目力が上がり、くりっとします。おばさんがこういうことを書くと顰蹙ものですが、瞳だけの話なのでお許しください。なんというか、はっきりするだけでなく、くりくりっとしてリスみたいにかわいくなります。しつこいですがあくまでも瞳だけです。
カラコンでよく表現されるような「サイボーグみたい」「不自然」というふうにはなっていないと思います。あくまでも瞳がひとまわり大きくなる。それだけです。不自然さは全然感じません。派手にもなりません。でもそのちょっとの変化があなどれない。よそゆきの瞳になります。いうなれば、私にとってカラコンは瞳のアイラインでしょうか。
まつエクとの併用はNG
一度だけ、まつエクを試したことがあります。カラコンを装着した上にマツエクで盛られた目を鏡で見たそのときに感じたのは「あ、目が盛りすぎ」「私、痛いかも」でした。人工的なことをやりすぎると、違和感が出るのです。そのあたりは自分で客観的に判断できるほうだと思っています。あくまで自己評価ですけど・・・。
カラコンとまつエクのダブル盛りは不自然と気づいたので、まつエクが残っているうちはカラコンはやめていました。カラコンをして普通にマスカラを塗る分には盛りすぎと感じませんが、ボリュームタイプのマスカラを重ね塗りしてさらにアイラインもしっかりめに入れてといった場合は、目だけが不自然で「がんばってる感」が強くなります。アイメイクとのバランスやさじ加減が必要です。
愛用のカラコンについて
ワンデーアキュビューディファインモイスト
カラコンを使ってみようと考えたとき、ネットで検索して国民生活センターの調査や眼科さんのサイトを見ました。眼科の先生にも話を聞くと「国が調査してたけど、たしか安全なのは一つか二つだよ」と言われました。
その結果、ワンデーアキュビューディファインモイスト一択でした。細かい説明は省きますが、最も目に快適で、一番安全性が高そうだったからです。興味がある方は国民生活センターのサイトをご覧ください。着色部がサンドイッチされていてさらに着色部が角膜側ではなくまぶた側にあるなど、各社の比較が載っています。
色はナチュラルシャイン
私が使い始めた頃は、アクセントスタイル、ヴィヴィッドスタイル、ナチュラルシャインの3色展開でした。私が使い比べた結果、アクセントスタイルは何だかピンとこない、ヴィヴィッドスタイルは3つの中では派手目でカラコン感が強くてバレそう、ナチュラルシャイン(オレンジがキーカラーのパッケージです)が一番しっくり自然に思えたので決定しました。いくつかの比較サイトを見ると、アクセントスタイルのほうがバレないと書いてある場合もありましたが、私はパーソナルカラーがイエベ春でやわらかめのカラートーンで瞳はちょっと茶色を帯びています。なので黒が強いアクセントスタイルよりも茶色やグレーが入ったナチュラルシャインが合うのではないでしょうか。
ナチュラルシャインについて楽天のレビューで「バレずに盛れる」とおすすめされていた方がいるのですが、まさにそのとおりだと私も実感しています。もちろんですが、「宇宙人みたいになりたい」「ギャルギャルしいのが好き」という方には向かないと思います。
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その後、ラディアントチャーム、ラディアントブライト、ラディアントシック、ラディアントスイートの4色が追加されたときに、ラディアントチャームとラディアントシックを試してみました。でもナチュラルシャインの継続使用を決定しました。ラディアントシリーズの2色が劣っていたというより、ナチュラルシャインの瞳に慣れていたというのも大きいかもしれません。
※自分の瞳の大きさや色からはずれすぎないレンズ選びがとても大切だと思います。10枚から買えるお店もあるので、気になるレンズがあったらいろいろつけくらべてみるのをおすすめします。
使い心地について
カラコンに手を出す前は酸素透過性の1日使い捨てレンズを使っていました。ワンデーアキュビューディファインモイストも同じようなつけ心地で、特に不便や不快感はありません。ただ、以前からではありますが、アレルギー(花粉症)対策や保湿のための目薬は常備しています。
新発売フレッシュシリーズをお試し
2021年、フレッシュというシリーズが登場して新しい4色(フレッシュローズ、フレッシュグレーゼル、フレッシュハニー、フレッシュブルー)が追加されました。「瞳の模様をもとにした繊細な手描きライン」が特長だそうです。4色の中で、なんとなく自然そうに見えたフレッシュハニーとフレッシュグレーゼルを買ってみたのでナチュラルシャインと比較しつつレポします。
フレッシュローズは商品写真を見た瞬間に「赤い」「多分私がつけると不自然」と思って却下。フレッシュブルーも同様に、私にはなじまなさそうと感じたため、試しませんでした。
フレッシュハニー
私の瞳は真っ黒黒ではなくてブラウンがかっていますし、イエベ肌でもあるので、フレッシュハニーはありかなと期待して購入。実物はふち部分も、内側(虹彩)部分もけっこう明るめの茶色でした。実際に装着してみて、「私にはナシ」と即判断しました。鏡で一目見て、「あ、不自然、サイボーグ」と思ったからです。
フレッシュグレーゼル
グレーっぽいふちと茶色っぽい内側(虹彩)部分がまじめ優等生なカラーリングだったので、ナチュラルなカラコンがほしい私にはよさそうと思ったので試しました。装着してみて、フレッシュハニーと同様、一目で却下しました。とにかく宇宙人すぎました。
フレッシュグレーゼルVS愛用色ナチュラルシャイン
上の画像は、ずっと愛用している、初代からの展開色であるナチュラルシャインです。この上でご紹介したフレッシュハニーやフレッシュグレーゼルは「繊細な手描きライン」が特長で、実際に細いラインでした。だから、このナチュラルシャインよりも自然になじみそうですよね。
上がナチュラルシャイン、下がフレッシュグレーゼル。レンズを見た限りでは、下のフレッシュグレーゼルのほうが細やかな描きこみだから、自然に見えそうなのに、なぜ??と思われるかもしれません。
フレッシュシリーズが私に合わなかった理由
フレッシュシリーズのうちフレッシュハニーとフレッシュグレーゼルの2色に限っての話ですが、私の瞳に装着すると、「めっちゃくちゃ不自然」「カラコンバレバレ」でした。それはなぜか、以下をご覧ください。
真ん中の小さな〇は瞳孔、そのまわりが虹彩です。あくまで私の場合ですが、フレッシュシリーズを着けると虹彩部分が薄い色でスカスカ、その上をカラコンの手描きラインが彩っていました。だから超不自然でサイボーグっぽく見えるのだとわかりました。
一方でナチュラルシャインを装着したときは、虹彩部分が自然に塗りつぶされているように見えて、裸眼のときのバランスや色合いと大きく変わりません。裸眼のイメージそのままでちょこっと大きくクリっと見せてくれる。だからナチュラルシャインが私に合っているのだと今回よく理解できました。
※フレッシュシリーズを不自然だと思ったのは、私個人の感想です。
なぜバレてないとわかるの?
カラコン警察な身内にバレてなかった
実家にカラコン警察がいます(笑)カラコンが大きらいなようで、職場にいるカラコン女子のことを「不自然」とよく言ってます。私の顔をよく知る家族ですから、私のカラコンを嗅ぎ取れる確率も高いですし、その上カラコン警察なわけなので、見破りやすいはずです。もちろん私の寝起きのすっぴんも知っていますし、なんなら一緒に旅行もよくします。でも、バレてませんでした。
あるときカラコンの会話になり、またカラコンの不自然さを非難していたので、「あのね、私、してるよ」と告白すると、「えーーーーーー!!」と飛び上がらんばかりにびっくりされました。その後、まじまじと私の顔を見て、「わからない」と。「もともとの黒目が大きいのか何なのか、本当に自然」と言われました。
バレていない理由を分析
おそらくこの理由は、ナチュラルシャインが私のもともとの瞳の色に合っていること、サイボーグ感のない着色具合でナチュラルな仕上がりであること、不自然なほど瞳が大きくなっていないからの3つがあると思います。
整形に例えて話します。人の顔は、顔立ちや骨格によってさまざまですが、もともとの顔立ちや骨格に基づいた誤差の許容範囲の中でなら整形してもそんなに不自然にならないのではと思っています。おブスは整形してもおブスという意見をよく見かけますが、もともとが美人風味の骨格の人がさらなる美人バランスをめざしてちょっと整形してもそんなに違和感がないし、逆にぐんと美人になれる。でも顔立ちや骨格そのものが現代の美人の基準とかけ離れている人が、もともとの自然の範囲内(誤差)を超えたような造形にすると、数値化はできないけど本能的に「なんかおかしい」「不自然」と感じ取ってしまうというか。
それと同じで、ディファインのナチュラルシャインをはめると私の瞳は確かに一回り大きくなってくっきりするし、BeforeAfterを知っている私自身はそれがわかるのですが、もともとの顔立ち(や目と瞳の大きさや形)の中で考えると自然な範囲内での矯正なのだろうと思います。
それから、プロフィールにも書いたように、私の見た目は比較的品行方正です。チャラチャラしてません。それもあり「まさかおばさんになってまでカラコンをしてるような人に見えない」こともあると思います。
長年の付き合いの知人にバレた!
バレたエピソードがあるのにバレてないってどういうこと?と思われるかもしれません。詳しくは以下に説明します。
ある夏の日、数人と外出しました。このメンバーでは、屋外屋内、朝昼晩、宿泊込みで何度も、いろんなシチュエーションで外出して行動をともにしている、長年の知り合いです。そのときは屋内にいましたが、オフィスなどではなく、窓が大きく開放的な施設でした。夏の真昼の日差しがさんさんと降り注いでいて、ガラスの反射などもあり、屋外にいるよりもまぶしかったのを覚えています。そのときとある角度からの私を間近で見た二人から同時に「真坂さん、もしかして、カラコンしてる!?」と言われました。どちらも長い付き合いの親しい仲間で、40代の男女一人ずつです。
「うん、してるー!」と答えたら、まじにびっくりしていました。「これまでもずっとしてたけど気づかなかった?」と試しに聞いてみたら、「うん、ぜんっぜん気づかなかった。今この光の加減で瞳の見え方が違ったから、もしかしてカラコン?と思って聞いた」と言われました。「これ、バレにくいと言われているカラコンなの」と教えると、カラコンといえば「もっと不自然なもの」「チャラチャラした子のサイボーグな目」と思っていたらしく、やはり再度驚いていました。
バレた理由を分析(→つまり普段はバレてない)
これはひとえに、とても強い真夏の日差しが、特殊な環境や角度で当たったからだと推測できます。限られた条件の環境では、カラーコンタクトの色や模様が浮き上がり、わかってしまうようです。
ですが逆説的に、そんな環境でしかバレないのです。カラコン警察な家族も、長い知り合いの二人も、全く気付いていなかったことからもわかります。つまり、普段のオフィス環境やちょっと買物に行くくらいの生活の中ではほとんどバレにくいといえると思います。もちろん、自分の目や瞳のバランスにちょうどよい範囲内のカラコンを装着した場合に限りますが。
結論/自分に合ったカラコンならバレないから痛くもならない
自分の身体の色素と合っていて、瞳の大きさをちょこっと大きくする程度、そしてその瞳の大きさが目のバランスとの違和感がない。これらの条件を満たしているカラコンなら、メイクでちょっと強調する程度と同じ。普段の生活ではバレないし、バレないから痛いと思われるという事態そのものが起こり得ないといえます。だから最初の色選び(直径含めて)はとても大切です。
ここで欲張って、もっともっと大きく!もっとくっきり!をめざしちゃうと、元来の顔や目のバランスで許される範囲からはみ出てしまい、違和感が生まれるのだと思います。整形もアンチチエインジグもそうだと私は考えていますが、「目だけ」にこだわってがっつり整形すると、不自然さにつながりやすいです。「ほうれい線だけ」をどうにかしたいと思ってほうれい線だけをヒアルロン酸で埋めるより、痩せたこめかみや頬、下がった目元、肌質などもちょこっとずつ改善したほうが、ナチュラルな印象のままでぐんと若返ります。
だからカラーコンタクトレンズもあまり欲張らずに「ちょっとくっきり」程度で不自然にならないレンズを見極めることをおすすめします。さらに他の部分もちょっとずつ盛っていけば、総合点で換算すればすごいパワーアップになるというのが私の考え方です。
40代のカラコンは痛い、50代のカラコンは痛いとさんざん検索されているようですが、私にとっては、手軽に目力をアップできるアイテムで、メイクにたとえるならアイラインやリップラインのようなものです。「いいカラコンがあってよかった♪」と思っているので、顔全体の印象にそぐわなくなったと判断するまでは使い続けるつもりです。そしてその頃には、シニア世代向けのナチュラルなカラコンや老眼対応のカラコンが充実しているといいなあと願っています。