【口コミ・レビュー】耳のあたりがふわりとしたひし形シルエットをキープするために、ヘアアイロンを入手。とてもよかったので、コードレスや2wayタイプなどいろいろ買ってみました。使い心地やサイズなどを比較します。
この記事の内容
歳をとるほど髪も大切
これまで髪に関しては最低限のことをしておけばいいというスタンスでした。若ければ多少ボサボサでもヘアサロンに行かなくても、若さがあるからいいんです!でもアラフィフにもなってくると、髪の完成度も見た目イメージを大きく左右します。というか、顔も髪もカラダもどれも大切で、どこかのマイナスのカウントが大きいほど老化イメージがガンと跳ね上がります。歳をとると、プラスにするというより、マイナスポイントをいかに減らすかがカギではないかと思っています。
髪ならば、ツヤはもちろん、白髪がないか、乱れていないか、よいバランスのスタイルが保てているなどなど。それに気づいてからは、美容院に行く頻度を上げ、カットやパーマもこまめにしてもらい、トリートメントもしていました。
髪が伸びるとひし形が崩れる!
ヘアスタイルのバランスとしては、若く見せるためには耳のあたりがふわりとふくらんでいるとよいとされています。でもサロンに行って日にちがたつとバランスが崩れてきますよ。お出かけの予定がある日などは太めカーラーで巻いて対処していましたが、生乾きのときに巻くとカーラーを外しても髪の毛が湿っていて、カールがとれることも。巻き方に失敗していると毛先がへんな方向にはねていて、外出までに修正が間に合いません。
なにより私はさっと乾かして終わりたい派なので、余計なひと手間が面倒でした。もちろんヘアアイロンも余計なひと手間なのですが、カーラーを巻くよりは失敗がなさそうですぐ終わるのがよさそうと思い、買ってみたのです。
パナソニック EH-HT48-W
まず購入したのは、パナソニック ブラシアイロン コンパクト カール用 26mm EH-HT48-Wです。ドライヤーのときと同じく、何の迷いもなくパナソニックからチョイスです。シリーズ内で本体が一番短くてコンパクトで巻きが太め、そして海外対応なのもよいと思いました。本体長さ23センチ、重さ260gです。
クリップがついていて、しっかりはさみこんで巻くことができます。巻き込んで7秒くらい固定するとちゃんとカールがつきます。ただ、クリップ部分が板状なのがなぜか本能的に好みではなく、髪の先端部分をちゃんと巻き込めず、巻きなおすことがあります。でも前髪のハネも直せるし、とっても気に入りました。
ヘアアイロン問題in新幹線
実はこのヘアアイロンを買ってすぐ後に、奇しくも急な不幸がありまして、始発の新幹線に飛び乗ることがありました。髪はとりあえず洗ったものの生乾き、顔はすっぴんにマスクといういでたちで新幹線に乗り込みました。バッグにはヘアアイロンを入れました。そのとき思ったのが「コンパクトサイズを買ったのにかさばる!」「新幹線の中で使えるの?」でした。
調べてみると、「席のコンセントはだめだけど洗面所なら使える」といったことが書かれてあったので、洗面室のカーテンを閉めてこそっと整えました。コードレスなら新幹線でなくても駅やビルのトイレでもできるのに・・・と思ったのと、出先でヘアスタイルを直せることの便利さに目覚めました。これまでは、夕方までそのままの髪だったので、朝ちゃんとしなくちゃ!という意識が強かったんです。
というわけで、コードレスのヘアアイロンってないのかしら?と検索してみました。
コイズミ KHR6410P
コードレスヘアアイロンは、下で紹介しているものと2品同時に買いました。こちらはコイズミのKHR6410Pで、ロールブラシ部分が太めなのにコードレスで、軽そうだったのが決め手になりました。 カール部分25mm、本体長さ22.8センチ、重さ165gです。
このようなクリップがついていて、髪を巻き込むときにしっかり固定することもできます。上で紹介したパナソニックの EH-HT48-W よりもこのタイプのクリップのほうが、巻きの向きを邪魔しないので好きかも。
120℃と160℃から温度を選べます。出先での応急処置用として買われることが多いであろうコードレスにしては芸が細かい!
付属のアダプタで充電した後、本体のみを持ち運べます。USBなので、モバイル用のアダプターなどを持ち歩いていれば、それを使って充電もできますね。でも一度充電すると20分使えるので、お出かけはもちろん2泊程度の出張なら、充電の心配はいりません。
ヴィダルサスーン×P&J VSI1030
検索でヒットしてどうしても気になって買ってみたのが、ヴィダルサスーンとポール&ジョーのコラボによるヘアアイロンVSI1030です。とにかくかわいい!そしてスリム!バッグをぱっとのぞかれても、ヘアアイロンやブラシを入れているとわからないのがよいと思いました。ブルー系とピンク系の2色展開のうち、ピンクをチョイス。カール径は小さめで約19mm×24mmの楕円形、本体長さ21.5センチ、重さ205g。
上でご紹介した2品は、隠そうと思うと付属の黒い巾着袋または手持ちの布袋類に入れる必要があります。でもこのPaul & JOEのヘアアイロンなら、キャップつき。このままバッグの底に忍ばせておけます。
買うときにちょっと迷ったのが、ロール部分がブラシではないこと。そして細いこと。どちらかというとストレートにしたい人向けかなという気はします。商品の動画を見たところ、アップした髪のもみあげの後れ毛をくるりんと細くカールしたりには向いていると思いましたが、私のように巻髪っぽいベースでふわりとでもしっかりめにカールをつけたい人には不向きかもと思ったのです。
カールとストレートの2way式で、モードをボタンで選べます。熱くなる部分が違う、のだと思います。実際に使ってみたところ、やはり私が求めるカールよりもっと細かいカールができます。
太カールにするにはコツがいって、髪をはささんでからロール部分を動かしてしっかり巻き込むよりも、ヘアアイロン自体は動かさずロール部分に髪を巻きつけてクリップにははさまない(はさむとそこがストレートになるので)、カーラー部分を少しずつ滑らせるようにして細かくついたカールをやや広げるといったふうにすると、なんとか求めるカールに近づくことはできました。
前髪のハネ直しやふんわり感復活は普通にちゃんとできるので、このP&Jのヘアアイロンは、私にとっては、ベースをきちんとつくりこんだ後の持ち歩きにぴったりです。それから、ストレートアイロンは目的ではなかったのですが、片側の前髪の付け根が少し浮いてうねるのが気になっていて、そこを直せるのが便利!と感じました。
3種類の大きさ比較
上からEH-HT48-W、KHR6410P、VSI1030です。長さはほとんど変わらないんですね。スリムさでいうなら断然一番下の VSI1030(ポール&ジョー)です。真ん中の KHR6410P(コイズミ) はゴツく見えるけど実は一番軽くて、持ち比べてみても、「あ、軽いな」とわかる程度には違います。
3種類のおすすめ度は?
お家で使うなら断然、コードがついた EH-HT48-W(パナソニック)です。コードレスタイプの KHR6410P(コイズミ)も巻くという機能では劣りませんが、やはり3時間かけて充電しないといけないのはネックです。出先では、自宅と同じように太めカールをしっかりつけたい場合は、 KHR6410P(コイズミ) です。でも、ゴツイのでバッグの中に入れるには多少不向きなんです。バッグが大きくなる出張にならいいと思いますが、毎日のお出かけや通勤でバッグに入れるなら VSI1030(ポール&ジョー) だと思います。
歳をとると髪の乱れもおばさん見えを加速させる原因。手軽にヘアスタイルをきれいにキープしたいですね♪