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アイグロウジェムスキンシャドウを塗りやすいアイシャドウブラシはどれ?

-アイメイク

【コスメ口コミ・コスメデコルテ】コスメデコルテのアイグロウジェムって指で塗りにくい!と思いませんか?初代アイグロウジェムの頃に店頭で塗り方を聞いたこともあるのですが、聞いたとおりに実行しても指でまぶたが隠れてしまって塗りたい部分がよく見えないし、細かいところまで上手に塗れません。困った私は、アイグロウジェムを主に涙袋用として使っていたこともあり、シリコンチップや使い捨てのチップで塗っていました。でも、昨今はアイホールも涙袋も同じ色でまとめるメイクも主流になってきたし、何よりお気に入りの色は上まぶたにも塗りたいのです(特に05G peach bloom)。そこでアイグロウジェムがリニューアルしてスキンシャドウになったのを機に調べてみると、アイグロウジェムをはじめとするクリームタイプやジェルタイプのアイシャドウに向いたブラシもあると知りました。というわけで、アイグロウジェムスキンシャドウにはどのブラシが向いているかを勝手に実験してみたので、感想や私のおすすめをご紹介します。使った回数が増えたら新たな実感を追記していきいます。なお、価格は記事を書いている時点での価格であり、サイズは公式記載と私が測ったものとが混在しており、誤差があるかもです。参考程度にお読みください。

この記事の内容

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アイシャドウブラシ比較の前に

涙袋だけならチップ類でもOK

不器用な私はアイグロウジェムを上まぶたに上手に塗りにくかったので、涙袋用として使うことがほとんどでした。シリコンチップや使い捨てのチップで塗っていました。

アイグロウジェムに不向きの毛材は?

アイグロウジェムに向いたアイシャドウブラシを新たに買ってみる前に、「いろいろブラシ持っているし、どれかは向いているのでは」と思い、それらしき形状や大きさのアイシャドウブラシで試してみました。

合成繊維

向いてないなと真っ先に感じたのが、化繊(合成繊維)のブラシでした。つるんとすべってしまって粉含み(正しくはジェル含み?)が悪く、ジェルをかたまりで取れてしまいがち。なのに、あんなにジェルを取ったわりにはまぶたに塗れてなーいと思いました。

話が飛びますが、食品にタレなどを塗る場合、保健所は衛生上シリコン素材などのブラシを推奨するそうです。でも獣毛のほうが液の含みがよくて塗りやすいという話を食品会社に勤める方から聞いたことがありました。この話を思い出し、妙に納得してしまった次第です。

ただし、アイグロウジェムに向いていないと感じたのは、私の手元にあった何本かの合成繊維のアイシャドウブラシに限った話です。合成繊維にはいろんな種類があり、加工次第では粉含みがよいものやジェルを塗りやすいタイプの素材もあるのは想像できます。

細光峰(山羊毛)

山羊毛の中でも高級とされる細光峰のアイシャドウブラシが複数あったので試してみたところ、パウダーアイシャドウを塗るにはあんなに使いやすい細光峰のブラシなのに、アイグロウジェムは塗りにくかったです。山羊毛の中でも細くてやわらかな細光峰はパウダーに向いているとされているので、この結果は当たり前といえますね。

とはいえ、毛足が短めならコシが出るためか、細光峰でもクリームにおすすめとされているブラシもあます。また、竹田ブラシさんの一部の細光峰は練り系使いを推奨しています。

馬毛(ポニー)

これは限定的な体験談ですが、馬毛素材のフーミーのアイシャドウブラシSとLで塗ったところ、つるんとすべってジェルが取れませんでした。ですがフーミーのブラシが悪いわけではありません。フーミーのアイシャドウブラシLには「パウダーの粒子をまんべんなく塗り広げることができる簡単ぼかしシャドウブラシ」という説明があるように、パウダーアイシャドウに向いたブラシなのです。

アイグロウジェムに向いてるブラシを推測

毛材はイタチ毛か合成繊維

ネット情報では、アイグロウジェムを塗りやすいとされているいくつかのブラシの素材がイタチ毛でした。そのため、この記事でとりあげるブラシはイタチが多いです。そして、ひととおり試した後でふと立ち寄った白鳳堂さんで聞いたところ、「イタチ毛か合成繊維です」といくつかのブラシを案内してくれました。コシのある合繊はイタチよりは劣るけどアイグロウジェムのようなアイシャドウを塗るのに向いているそうです。もう少し詳しく聞いてみると、「イタチのほうが合繊よりも(ちゃんと粉を含む分)発色がいいです」とのこと。山羊や馬毛はそのときの会話に一切登場しませんでした。

形はフィンガーブラシか丸平

ネット情報で見かけていたのが、フィンガーブラシというタイプでした。あとはオーソドックスな丸平のアイシャドウブラシです。よって、これらの特徴を目印に選んだアイシャドウブラシを中心に試してみることにしました。

ちなみに上の項目で書いた白鳳堂さんとの会話では、向いている形は「丸平」と教えていただきました。イタチ中心の丸平またはフィンガーブラシという私の選び方はそんなに間違っていないようです。そして、塗りたい範囲に合わせて毛の幅を選べばよいとのことでした。

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アイシャドウ ブラシⅡ/コスメデコルテ

ブラシ基本情報

丸みのある斜めカットのフォルムで、細部まで多彩な仕上がりを叶えるブラシ

●粉体のキャッチ&リリースの表面構造で、均一な仕上がりに。表面の結晶密度の分布を制御し、様々なパウダーやリキッドの吸着性に対応。均一な膜を形成し、自然な仕上がりを実現。

●極上なフィット性とやわらかな感触くびれのようなネック部分をつくることで柔軟性を叶え、肌へのフィット感と心地よい肌触りを実現。

●アイカラーにおすすめです。

全長13.5cm、毛丈1cm、毛の幅0.8cm、人工毛、3,300円。灯台下暗しなコスメデコルテの純正ブラシ。2021年に登場しています。初代アイグロウジェムのときにあれだけ「指で塗ってください」としか店頭で言われなかったのに、このブラシがアイグロウジェムに向いているという情報がネットにたくさんありました。公式の説明で触れている「リキッド」はアイグロウジェムを意識しているのか、そうではなくコンシーラー系を意識しているのかはわかりません。アイグロウジェムに向いているならほかの書き方をするようなしないような・・・。

人工毛については「1本1本に特殊な表面処理を施した、コスメデコルテ オリジナルのMicro Porous Fiber(マイクロポーラスファイバー)を使用」とあり、抗菌処理がほどこされています。

使った感想

ネットの口コミを読んで期待していたものの、私にはそんなに塗りやすくはなかったです。ほどよい厚みは涙袋をさっとひと塗りで済ませられてよさそうですが、このコスデコのブラシはぼってりめの形が悪いほうに影響してしまい、狙ったどおりに描けないことがあり、はみ出てしまうこともあります(うまくいくこともあります)。そもそも粉含みがあまりよくないような気もして、上まぶたにも塗りやすいとは思えず。アイグロウジェムがかたまりでブラシについてかたまりのまままぶたに乗って、ダマを多少つぶして広げつつもダマっぽさが残っている、というようなイメージ。他のブラシも多少はそういう面があるのですが、コスデコのブラシは特にそう感じました。

この評価は、期待が大きかった分、落胆も大きかった。というか、そこまで塗りやすいと思わなかったせいもあります。指で塗るよりはよいのですが。

アイシャドウブラシNo.WF10・No.WF10W/竹田ブラシ製作所

ブラシ基本情報

アイシャドウ用として「最も塗り易い」と好評。一番人気。「ライン的描写」と「面的描写」の使い分けがし易いのサイズ。アイシャドウブラシとして、「上瞼に色を乗せる」のに丁度よいサイズ。「横使いでアクセントカラー用」にも◎。シッカリと化粧含みもあり、肌の上でもよく伸びるので、「瞼全体までボカシ込んで伸ばす」事も。発色はシッカリ目で、粉も肌の上で伸びるので、濃淡を調整するのもテクニック要らずで簡単! ラインを引いてボカスだけで簡単にグラデーションに。 仕上がりは、キメ細かく少しピッタリするイメージです。パール系の仕上がりは「ギラギラ」「テカテカ」する感じ。クリーム 系のアイシャドウにも使えます。やや広めにカバーしたいコンシーラーに。化粧品も良く伸びるので綺麗に均すに◎。まとまりが良いので、結構、ピンポイントも狙えます。

全長13.2cm、毛丈1.3cm、毛の幅0.8cm、イタチ毛、7,920円。私はNo.WF10とNo.WF10Wの2本を持っていて、どちらもイタチ毛の表示がありサイズも同じで毛の部分もほとんど同じなので画像は1つの掲載としました。素材もサイズも見た目もそっくりな2品番の違いがよくわからないのですが、さわるとWF10Wのほうがやや硬い。WF10もハリコシがあって硬いと表現できるのですが、WF10Wのほうが芯から硬いというか、竹のような硬さとしなりを感じます。

品番にWFがつくのは赤い軸の「椿」というシリーズ。公式サイトから判断するに、No.10という黒い長軸とNo.10-Sという黒い短軸と穂先は同じと思われます。面でも線でも描きやすい一番人気のアイシャドウブラシとのことで、練り系やクリームシャドウにも推奨されています。

使った感想

まずコスメデコルテより圧倒的に塗りやすいです。コスメデコルテの次にこの竹田ブラシを使ったのでその差に驚き「うわっ」と声を出しそうになったほど。特にWF10は色がそのまましっかり乗る感じで、発色よし。毛先が薄くコシもあるので涙袋にも狙ったとおりに塗りやすいです。上まぶたにも美しく塗れますが、二重幅よりも広い範囲に塗りたい私にはさらに幅広ブラシのほうが好み。でも竹田ブラシのイタチでこれより幅広のNo.11やNo.12は驚くほど高価なのです。私が普段使うアイシャドウがアイグロウジェム一択なら買ってもよいですが、そうではないので悩みます。

WF10Wは素材の硬さのせいか、WF10よりは粉含みや発色がやや劣る印象。それでも、いろんなブラシでとったアイグロウジェムを腕に乗せた画像(下の方にあります)ではコスデコブラシとの大きな差はわからないかもしれませんが、私の塗った実感ではコスデコより確実に上なんです。

フィンガーブラシB-ES-09/ウエダ美粧堂

ブラシ基本情報

ウエダ美粧堂の化粧筆が研究を重ね、キューティクルを模した加工がされた複数の人工毛をブレンドすることにより、天然の毛に近い風合いを実現しました。クリーム系アイシャドー・ジュレ系アイシャドーを使用する際に、爪で化粧品をキズ付けたり、ネイルがアイシャドーで汚れてしまうのを防げます。重ねて付けることで色の濃さを調節でき、残り少なくなったアイシャドーもブラシでなら取りやすく指よりもソフトタッチです。 さらに肌への密着性が高く馴染ませやすいので簡単に艶感のある華やかな目元を演出できます。

全長14.7cm、毛丈1.2cm、毛の幅0.9cm、PBT、3,960円。検索するとすぐに出てくるので、アイグロウジェムをブラシで塗りたい派さんには有名なブラシと推測されます。

ウエダ美粧堂のフィンガーブラシ(右)とコスメデコルテのアイシャドウブラシⅡ(左)を比べてみました。ウエダさんのほうがちょっとだけ毛丈も幅も大きめなものの、この記事で取り上げた中ではフォルムやサイズ感が近い2本です。

使った感想

塗りやすいです。特に上まぶた。最初の画像は真新しい状態で、使うとその画像の状態よりも毛先が広がります。そのため、アイホール全体にざっと塗りたい私にはサイズはもう少し大きい方がよいのですが、最初の見た目の印象よりもアイシャドウがのばせる範囲が広いんです。厚みもあるので心強くぼわんとのばせて、発色もよいです。ブラシの厚みが下まぶたを塗るときに「厚みがあるのでさっとひと塗りで済む」のか「毛が広がったりはみだしたりして塗りにくい」のかどっちに転ぶのかと思いつつ使ったら、とても塗りやすいとは感じませんでしたが、塗りにくいわけでもなく、まあまあといったところです。

G242アイシャドウ丸平/白鳳堂

ブラシ基本情報

混毛することでそれぞれの素材を活かし、パール感はしっかり出るが色味は薄づきという特徴を持つ筆。パールの質感を強調したい眉下や目頭にたっぷりとのせる。コンシーラー用としても人気の筆です。クリーム系のシャドウにも最適。

このブラシは軸の長さが選べるタイプで全長が5種類あり、(ミディアム)131mm、(ショート)111mm、(スタンダード)146mm、(ロング)184mm、(シャンパンゴールド)151mmです。毛丈11mm、毛の幅0.8cm、厚み3mm、イタチ・合成繊維、3,520円。クリーム系シャドウやコンシーラーにも向いているということで、ウエダ美粧堂さんのフィンガーブラシで記載されていた特徴と似ていたので購入してみました。が、フォルムはちょっと違いますね。

白鳳堂の軸の長さが選べるブラシは、デパートに出店しているような店舗には置いておらず、東京だと青山店でいろんな長さが買えます。または通信販売でも購入できますが、送料無料のハードルが高いのがネックです。

使った感想

そこそこに塗りやすいです。特に下まぶた。ちゃんとバシっと毛先を置けて涙袋からはみ出さずにきれいに塗れました。厚みが薄いおかげだと思います。小ぶりなブラシなので上まぶたは私の希望する範囲までひと塗りというわけにはいきませんが、色の乗り方はよいと感じます。ただし、毛の幅が控えめで毛丈も短い分、力が集中されて分散されにくいのか、そして合繊の混紡のせいもあるのかもしれませんが、かたまりでとれてかたまりで残る現象はときどき起こります。

ですが竹田ブラシよりもお安いので、アイホールの広い範囲に塗りたいわけではなく二重幅程度に色が入ればいいという場合には、この白鳳堂のサイズも検討の余地ありではないでしょうか。

白鳳堂では同じ素材でもっと大ぶりの丸平やイタチのみや合成繊維のみの丸平もあり、選択肢がいっぱい。店員さんのお話では、ジェルタイプのアイシャドウにはイタチ>合成繊維とのことでしたが、私には合成繊維混紡のこのブラシでもそれなりに使いやすかったので、私に適した大きさを選べばダマ問題は改善されるかもしれず、さらに使いやすそうです。

RR-S8アイシャドウブラシ/竹宝堂

ブラシ基本情報

しっかりとしたコシの発色の良いアイシャドーブラシ。クリームタイプやジェルタイプのアイシャドー、コンシーラーブラシとしてもお使いいただけます。

全長13.8cm、毛丈1.8cm、毛の幅0.9cm、イタチ、6,600円。けっこうビッグサイズです。RR-S8と似た品番のR-S8は穂先は同じで軸色の違いです。黒っぽい穂先のブラシで軸色が選べるタイプのときは、ピンク系の色を使う筆の軸は赤、そうではないパウダー類は黒やゴールドなどの軸にして、手に取るときに見分けやすいようにしています。

竹宝堂さんにはいろんなアイシャドウブラシの展開があり迷ったのですが、竹田ブラシに似たフォルムとイタチ素材、そしてクリームタイプやジェルタイプのアイシャドウやコンシーラーにおすすめされていたことから選びました。

使った感想

大ぶりなので上まぶたの広い範囲にざっと塗れて感激しました。毛の幅も毛丈もあるので含める粉の量が多いのですが、ダマで取れている割合が少なく、そして毛の部分の面積があるせいかダマがあったとしても適度につぶせるのでしょうか。まぶたの上でダマになりにくく、途切れないまま塗れるんです。発色は濃くはないですが色が切れずに乗るのできれいです。そして、こんなに大ぶりだから涙袋には向いていないのではという予想を裏切り、狙ったあたりにきれいに塗れました。毛先の厚みが薄いからだと思います。さらに、毛の幅があるおかげで左右の方向にちょこちょこせわしなく動かさなくても済むので、気のせい程度の微差ですが、手早く済むので気持ちよいです。

ARRS10-2アイシャドウブラシ/京都六角館さくら堂

ブラシ基本情報

コシが大変強いイタチ毛を使用。毛先が繊細で弾力性もあり粉含み・発色に優れています。目のキワにもアイホールのグラデーションにも適しています。

全長11cm、毛丈1.4cm、毛の幅0.9cm、イタチ、3,960円。HPの情報を見て、クリームタイプにも推奨されているようだったので買いました。熊野筆です。製造は竹宝堂さんです。竹宝堂さんはいろんなブランドやショップのOEMも手がけていて、外見も品番もとてもよく似たブラシが永豊堂さんにもあります。それは品番RE 10-2のアイシャドウブラシで、5,060円。価格が違うのでどこかをマイナーチェンジした品物かクオリティに差があるのかもしれませんが、基本的には竹宝堂さんのアーティストシリーズの中の姉妹品と考えてよさそうです。

使った感想

イタチ毛のこういうフォルムのブラシの評価が一定してきてしまって申し訳ないのですが、使いやすいです。色もきれいに乗ります。このARRS10-2は小ぶりなので、私が求めるようなアイホールにばっと乗せる使い方には不向きですが、毛の幅に対して毛丈がわりとあるので、そこまで守備範囲が狭くもなく、二重幅くらいならばっちりカバーしつつ、そこから広めに塗るのもやりやすいです。涙袋にもきれいに描けます。

ARRS12-3アイシャドウブラシ/京都六角館さくら堂

ブラシ基本情報

コシが大変強いイタチ毛を使用。 毛先が繊細で弾力性もあり粉含み・発色に優れています。 アイシャドーベース用。クリーム系のシャドウにも最適。

全長11.5cm、毛丈2cm、毛の幅1.2cm、イタチ、5,060円。でっかい!です。

二重幅部分だけではなくアイホール全体に塗り広げたい私は、さくら堂さんの同じイタチ毛のARRS10-2(上)が使いやすかったので、それよりも大きいブラシも使ってみたくてARRS12-3(下)も買いました。

ARRS12-3は竹宝堂のRR-S8アイシャドウブラシと似たサイズ感ですが、大きい!と感じた竹宝堂よりもさらに大きく、毛の幅も長さもしっかりあります。

使った感想

またまた同じような感想ですみません。塗りやすく、発色もよいです。このでっかさがアイホールには最高の安定っぷり。不器用かつせっかちな私には、上まぶた用として最適なブラシの一つです。そしてコシがあって薄いので涙袋にもちゃんと色を乗せられます。

HS-102Nアイシャドウブラシ/コスメ堂

ブラシ基本情報

希少なイタチ毛を再現! 熊野筆 アイシャドウブラシ 中サイズ(馬毛+PBT毛)
アイホール、グラデーション、目尻のキワなどマルチに使えるサイズのアイシャドウブラシ。『イタチ毛を再現!しっかり発色』希少原毛のイタチ毛のようなコシが再現されており、刺激の少ない滑らかな肌当たり。コシがあるのでアイシャドウがしっかり発色!『中くらい穂先で万能サイズ』アイホールから、目尻の三角ゾーンの細かい部分まで応用のきくサイズ感。立てて二重幅にしっかり乗せたり、グラデーションもお手の物。

全長12cm、毛丈1.5cm、毛の幅1cm、馬毛+PBT、2,200円。価格が高騰しているイタチ毛の代わりに馬毛とPBTで再現したというブラシ。熊野筆です。イタチ毛っぽい毛質という特徴に惹かれて買いました。でっかいブラシは上のほうでもご紹介していますが、このブラシは形状が違い、四角っぽいフォルムでカドがほんのり丸くなっています。

使った感想

これも塗りやすいです。私にとってはとにかくでっかいは正義みたいです。どちらかというとアイホールにざっと広げるほうがすぐれていて、薄さとコシは涙袋にも塗りやすいのですが、粉含みの点でイタチより劣るのか色の乗りに若干の物足りなさを感じることがあります。

cosmeup熊野筆アイシャドーブラシM/貝印

ブラシ基本情報

目元にきれいなグラデーションを描けるアイシャドーブラシです。

全長13.2cm、毛丈1.2cm、毛の幅0.8cm、馬毛、715円。ドラッグストアの店頭で見かけ、いわゆるフィンガーブラシに近い形状だったのと、715円というお安さに惹かれて試してみたくなりました。でもあとでフーミーと同じ馬毛なのに気づいてしまいました。

使った感想

馬毛だった~と思いつつ使ったら、予想を裏切り、発色がすごくよいわけではなかったですが、小さいおかげで涙袋にも塗りやすかったです。私の求める大きさではないのですが、こまわりのきくサイズを希望する方や二重幅や涙袋に塗れればよいという方で、とりあえずお安く1本試してみたいという場合は、このお手頃価格の貝印を試してみるという選択はありかもしれません。貝印の評価が高めなのは、そこそこの価格のコスメデコルテのアイシャドウブラシⅡに期待を裏切られたせいも多分あります。

↑という感想を書いていたのですが取り消します。ビギナーズラックというか、たまたま奇跡的に上手に塗れた回が続いたようで、ダマでとれてダマで乗ることが多いです。二重幅にはぴったりの大きさですし、涙袋にも塗りやすければよかったのですが、何度か繰り返すとそうではなかった・・・。こちらよりはコスデコのアイシャドウブラシⅡのほうが使いやすいです。

大きさと発色をざざっと比較

毛丈や毛の幅

コスデコとウエダ美粧堂

さくら堂の2本を比較

竹宝堂とさくら堂の大きい方。さくら堂が圧巻の大きさです。

発色の違い(あてにはならない)

ブラシの毛の片面に2回、先端部分を立てて1回ほどジェルをとり、塗りつけてみました。たまたまかたまりでとれたとか偶然きれいに塗れたなどの運もあるので、あまり正確な結果とはいえません。本当にご参考までに。この画像では伝えきれない詳しい実感は個別の項目で記載しています。

いろいろ使って感じたこと

幅や毛丈やフォルムの目安

当たり前じゃーん!と思う方もいるでしょうが、使う中で見えてきた法則をまとめてみました。あくまでアイホールに広めに塗りたい私の感覚です。

まず、毛の部分の面積が広めのほうが向いています。フォルムは基本的には丸平がよかったです。

涙袋については、パウダーアイシャドウを塗ったときの感覚から、多少の厚みがあったほうが手早く塗るのにはよいと考えていました(ブラシを立てて毛の幅を使って横に動かす塗り方です)。ですが、アイグロウジェムに限っては厚みが薄めのほうが私には使いやすいです。ジェルをかたまりのまま取ってしまうことやダマのまま乗せてしまうことが少ないためです。

また、コスメデコルテは厚みがある上に広がりやすい毛先で、しかも毛材の性質もあるかもしれませんが、涙袋からはみだしてしてしまいました。ウエダ美粧堂は厚みがあってもそうでもなかったのですが、私の場合はなんとなく薄めだと安心なんです。

素材選びの目安

いくつかのブラシの感想をご覧いただければおわかりかと思いますが、アイグロウジェムを快適に塗るには、コシと粉含みが大切。コシがないとちゃんとジェムをすくえないし、まぶたに置くだけではなくしっかり塗り“続ける”ことができません。粉含みはいわずもがなですよね。

よって、イタチ毛、またはイタチ毛混紡やイタチ毛をめざした仕上がりのブラシが向いていました。

価格と満足度

上で使った中では、高価だからといって抜きんでた塗りやすさを得られたわけでもなく、毛質がアイグロウジェムに向いていて薄めの丸平ならばザツな感性の私にはどれも似たような使いやすさ。なので、塗りたい範囲に合った大きさのブラシの中で、予算に合わせて選べばよいと思います。

今のところの私のおすすめ

RR-S8アイシャドウブラシ/竹宝堂

アイホールに広く塗りたい私には大きいは正義!広く薄くきれいに塗れます。二重幅に塗りたい場合は竹田ブラシのNo.10か下のさくら堂のより小さめの10-2でもよいと思います。

ARRS12-3アイシャドウブラシ/京都六角館さくら堂

竹宝堂よりも穂先が大きいのに全長が短いのでポーチにはこれ。

竹宝堂もさくら堂も、上まぶただけでなく涙袋にも塗りやすいのですが、涙袋だけにしぼった場合のおすすめはどれがいいのかはもう少し追求してから記載します。

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