目の下のクマ(目袋)を除去したオペやその後をご紹介
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満足(フクスケ)中心!日常ストッキングの色・透明感・着圧を語ります

オンナモノ・オンナゴト

【着画有・色比較レビュー】ファッションがカジュアル化したとはいえ、シチュエーションによっては女性に欠かせないストッキング。もちろんお仕事で毎日のようにはく方もいますよね。そこで今回は、いろいろと試した末に愛用するに至った日常ストッキングをご紹介します。おもに満足などの福助(フクスケ)系が中心。クリアヌード・サワーベージュ・ヌーディベージュなどプレーンなナチュストの色の違い、3足組のお手頃ストッキングの透明感の検証、5本指オープントゥなどを取り上げています。同じメーカーのほうが、一つの色を手掛かりに合う色を探しやかったのが一番の理由。もちろんフクスケや満足の機能や履き心地も気に入っています。

※2020年に満足シリーズがリニューアルされ、色も一部変更になりました。ここで紹介している中心的カラーのクリアヌード・サワーベージュ・ヌーディベージュなどは変更なしでそのまま継続。バーリーは「ペールベージュ」という色名に変更されました。また「コーラルベージュ」「シアーベージュ」「オークルベージュ」という新色が追加されましたが、カラーマトリクスのはしっこのほうに配置される、すごく明るいorすごく黄色いというように、けっこう“寄った”色味であることをお伝えしておきます。

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価格は500円が目安

「日常ストッキング」といっても価格への感じ方はそれぞれですが、この記事では「定価500円くらい、まとめ買いでもっと安いとうれしいな・・・」という感覚を基準にしています。

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濃い目が定番!ストッキング昔話

満足中心と書きながら、若い頃はグンゼを愛用していました。私はバブル世代ど真ん中ではありませんが、ファッションにはその香りが色濃く残っていた時代だったので、今よりもずっと女らしい服装が主流でした。ストッキングの色は濃い目がお約束(笑)私にとってTuche(トゥシェ)やSABRINA(サブリナ)は最近のブランドで、ストッキング初心者の頃はCalvin Klein(カルバンクライン)ヤIFFI(イフィー)を履いていました。色はバーモンブラウンを愛用していたけどちょっと濃すぎるかな?と思ってアークを選んだり。たしか千堂あきほさん(だったと思いますが違っていたらごめんなさい。時代を感じますね)が、女性誌でアークをすすめていた気がするんですよね。

時は流れ、夏は生足が当たり前になり、ストッキングには柄モノや透明感重視のものがわんさか登場。「まっとうな無地のストッキングが気恥ずかしい気がする」ような時代に突入。ストッキングの売り上げもかなり減ったとニュースになりましたよね。私もテカテカなストッキングを履くことはなくなり、春夏の一時期だけは柄物ストッキングやフィッシュネットストッキングでごまかして、すぐタイツあるいは生足へ!ってなことも多かったです。

しかし近年、ストッキング再興隆!もともとストッキングになじんでいる世代なので、抵抗はありません。やはりストッキングに包まれた脚とヒールは美しい(注:私の脚が美しいというわけではありません)。昔と違うのは、透明感のあるストッキングが主流になったこと。ある日、電車で見かけた若い女性が「履いてないみたいに透明感のあるストッキング」をよく履いているのに気づき、デパートのストッキング売場で「履いているけど履いてないみたいな透明なストッキングありますか?」と聞いてみました。すると「これです」と示してくれたのが、おなじみ「ランバン」と、もう一つは「マッキントッシュフィロソフィー」のヌードタッチというものでした。

「ランバン」や「マッキントッシュフィロソフィー」に代表される透明感抜群のコンジュゲート糸のストッキングについては別記事にまとめています。

生足みたいな透明感!コンジュゲートストッキングいろいろ比較
【着画有・色比較レビュー】履きました感が少ないコンジュゲート糸のナチュラルカラーのパンストを履き比べ。ピエールマントゥ様、ランバン、福助満足、グンゼトゥシェ、カルバンクラインからセシールや3足1000円まで色んなブランドを試着した口コミブログです。

満足(フクスケ)中心になったきっかけ

店員さんがすすめてくれた2つのうち、初めて手にした「マッキントッシュフィロソフィー」。店員さんのアドバイスに従い、フラックスという色を選びました。「ランバン」は何度か買ったことがあるけれど、つま先とかかとにあからさまな切り替えがあるのがあまり好きではなかったのと、もう少し締めつけがあるものが好みだったので、愛用品にはならずじまいでした。そこで今回は、未経験の「マッキントッシュフィロソフィー」を選ぶことにしたのです。

「マッキントッシュフィロソフィー」は、それはもう透明感にすぐれていました。名前の通りヌーディで、まるで何も履いていないみたい。すごーい!これ履き倒したい!でも1足1000円かあ・・・。と思い、調べたところ、「マッキントッシュフィロソフィー」のストッキングを製造しているフクスケさんから出ている「満足」にもコンジュゲートがあるのを発見。デパートへ行き、「マッキントッシュフィロソフィーのコレのフラックスという色がわりと気に入っていますが、満足だとどの色に当たりますか?」と聞きました。

色展開が全く同じではないけれど・・・と断りながらも教えてくださったのが「クリアヌード」や「バーリー」。ここらあたりからスタートし、いろいろな色を試して、現在は「クリアヌード」中心に選んでいます。

実はその後、コンジュゲートの「何も履いてない」かのような透明感がなんだか恥ずかしく感じる日がときどきありました。多分私は「生足に見えるストッキング」が好きなのではなく、「昭和なストッキングとは違う、素肌っぽい透明感」があればいいのだと気づきました。前述のように私は引き締め感がある履き心地が好き。加齢とともにふくらはぎが下がって足の形が年々劣化しているのも感じていたためです。そのため、軽い着圧とそれなりの透明感の両立という私に必要な2つの条件を兼ね備えるナチュストとして落ち着いたのが、フクスケの「スタイリング満足」だったのです。

色選びは店員さんに相談&服に合わせる

店員さんはプロ。初めて買うブランドで色選びに迷ったら、店員さんに相談するとよいと思います。手がかりとして、今気に入っている色や気に入ってない色などを伝えると、アドバイスをしてくれるはず。私は新しいシリーズを試すときはいつも相談するようにしています。

色の相談をデパートの店員さんにしたときに、「日によって実感が違うんですよね。今日はこの色がちょっと浮いて見えるんです」とこぼしたところ、「服の色によっても変わりますよ」と教えてくれたことがありました。靴やスカートの色が暗いと、ストッキングの色が白く浮いて見えてしまうこともあるとのこと。言われてみれば当たり前のことなんですが、これまでになかった視点なので目からウロコ!でした。やっぱりプロの知見は違いますね。

「ストッキングは毎日同じ色で」と惰性で履いていると、服によっては合わないこともあるということなんですね。いつもの色なんだけどしっくりこないな~と感じたら、服や靴の色に合わせてシフトするとよいかもしれません。

「満足」の色についていろいろ

満足にはいろいろ種類があるので、質感や厚さによって色味が違って見えるものの、かなりの種類を履き比べた結果、私の標準カラーは「スタイリング満足」シリーズの「クリアヌード」。だいたいこれを履くことが多いです。ですが、女心と秋の空ならぬ、女心とストッキングの色は移ろいやすいもの。私が試してみた色についての感想などについてまとめます。色選びのご参考になれば幸いです!

クリアヌード

メーカー説明では「少しピンクがかった明るめのトーンなので、ナチュラルな血色の良さを演出してくれるベージュ」です。私にとって一番出番の多い色。白っぽく浮くこともなく、暗すぎもせず、ほどほど健康的。私はクリアヌードが自分の肌にちょうど合っていると思うのですが、私と似たような肌色の場合でも、肌より一段落濃いめがお好みの方の場合は、ヌーディベージュや次にあげるサワーベージュを選ぶ場合もかなりの確率であると思います。また、私のお気に入りのクリアヌードですが、透明感抜群のコンジュゲートシリーズになるとなぜか少しだけ濃く感じてしまいます。

ヌーディベージュ

春先のまだ肌寒い頃やタイツからナチュストに変えたばかりの頃は、いきなり明るい色を履くと何だか気持ちも視覚もついていかないことも。秋口のタイツ前の時期も、服が落ち着いた秋色になっているので同様。そんなときにたまに手を伸ばすのがヌーディベージュです。メーカー説明は「赤みが強くピンクがかった色味なので、血色の良い肌に見せてくれるベージュ」。でも日によっては「濃いっ!!」「昭和かっ」と感じます。

サワーベージュ

「日本人の黄色みのある肌色に合うように設計された、バランスの良いベージュ」がメーカーの公式説明。ヌーディベージュと同様、クリアヌードよりも落ち着かせたいときに試しました。黄色いなあと思う日と、クリアヌードとそれほど変わらないなと思う日と、まちまちでした。そこで、自分の肌色がクリアヌードより赤み寄り(=ヌーディベージュ寄り)か黄色み寄り(=サワーベージュ向き)かを店員さんに聞いたところ、2色を腕に合わせてくださりながら「どちらかといえば黄色みでしょうか・・・」とのこと。ただし濃い目が好みならヌーディベージュを選んでもおかしくない程度の色味だそうです。だからいつも迷うのですね。

バーリー

白っぽい服や靴のときは、クリアヌードより明るいバーリーです。昔よく間違えて「パーリー」と検索していて「情報がない!」と焦っていましたが、正しくはPではなくBから始まる「バーリー」ですのでお間違えなく!メーカー説明によると「自然でありながらも肌をワントーン明るく見せてくれる、白と黄色みのあるベージュ」。クリアヌードだと暗く浮くというときはバーリーを選ぶものの、履いてしまってからまじまじと眺めて「ちょっと白いかなあ~」と思うことが多いです。やはり私のベストカラーはクリアヌードっぽい。

シリーズが違うと同じ色でも合わない理由

上で書いたように、私のベストカラーはクリアヌード。ですが、透明度の高いストッキングの場合はバーリーがしっくりきます。不思議に思っていましたが、最近やっと理由がわかりました。透明度が高いと糸の色味の影響が少ない。そのときに私の脚の色にはバーリーが合う。でも透明度が低いと糸の色味の印象が強くなり、脚の肌色よりも糸の色のほうが勝ちます。そのときはバーリーよりもクリアヌードが合うようです。

着画有/ベージュ系4色を履き比べ


暖かくなったらよく履く「満足」の<引き締め着圧+涼感キメ肌>のバーリー・サワーベージュ・クリアヌード・ヌーディベージュを総当たり戦で履き比べてみました。なお、この<引き締め着圧+涼感キメ肌>は、販売サイトなどでは<着圧+サマー>と表示されている場合が多いです。ゾッキタイプです。

同じ満足の同じ色でも、違うタイプのストッキングだと、質感や厚さなどによって違う印象になるかもしれません。また、すべての写真を同じ明るさや角度で撮ることは無理ですが、2色を並べて撮っていますので、もしどれか1色でもお持ちなら、違いを比較しやすいと思います。この記事を読んでいる方がぴったりの色を選ぶのに少しでも役立てばうれしいです。

上記のカラーポジショニング表を参考に、まずは黄色みカラーのバーリーとサワーベージュの色の違いをチェック!

サワーベージュVSバーリー


カラー表のとおり、バーリーが明るく、サワーベージュが落ち着いているのがよくわかります。バーリーもサワーベージュも私の足に浮きまくっているわけではないけれどちょっとだけ白い(または濃い)と感じます。

クリアヌードVSバーリー


次は、少し明るいと感じているバーリーVS私が愛用しているクリアヌードです。クリアヌードのほうが濃いですね。カラー表のとおりです。でも、最初に履き比べたサワーベージュも、同じようにバーリーより濃かったですよね。

クリアヌードVSサワーベージュ


では、バーリーより濃かったほう同士のクリアヌードとサワーベージュを比べてみました。上のほうの写真だと違いがわからないくらい似ています。でも、くしゅっとたわませた下のほうの写真だと、たわませて濃くなった部分の色が、たわませていない地肌の色が透けて見える部分の色によりなじんでいるのが左のクリアヌードです。だから私の肉眼では、クリアヌードがなんとなく自然に見えており、私のベストカラーなのだと思っています。

ヌーディベージュVSクリアヌード



さて、カラー表の左の2色、赤みカラーを履き比べてみましょう。左がヌーディベージュ、右がクリアヌードです。左のヌーディーベージュは健康的な濃いめが好みならよいのかもしれませんが、私にはクリアヌードより濃いのが気になり、より自然に見えるのはクリアヌードです。

ヌーディベージュVSサワーベージュ


最後に、クリアヌードより暗めの2色の違いをチェックします。左のヌーディベージュが赤味より、右のサワーベージュが黄味よりです。1枚目の写真では大きな違いがわかりづらいものの、左のヌーディベージュのほうがやや濃く赤味がある気がします。肉眼でもそのように感じました。私にとってのベストカラーはクリアヌードですが、季節の変わり目などにやや濃いめを履きたいというときは、私はサワーベージュを選びたいという結論に落ち着きました。上のほうで書いたように、以前店員さんに私の肌色について「クリアベースよりも黄味より(サワーベージュ)か赤味より(ヌーディベージュ)か」と聞いたとき、どちらかといえば黄色み寄り(サワーベージュ)と答えていただきましたが、その通りの結果となりました。

このように画像で検証した結果、満足の中でクリアヌードが私にぴったりな理由が目で見て納得できた気がします。一応まとめておきます。

 

★私にぴったりなのは自己分析ではクリアヌード
★色味でいえば黄味寄りのサワーベージュもかなり合っている気はする
★クリアヌードはサワーベージュより明るいので合っているのかもしれない
★サワーベージュの明るめカラーがあればクリアヌードよりも合うのかもしれない

着画有/ほどよい着圧の「スタイリング満足」を愛用

私はほどよい着圧のスタイリング満足シリーズが好きでした。過去形なのは、2017年からはなくなってしまったっぽいから。ただし「スタイリング」という名前が全面に出なくなっただけで、「引き締め着圧」と書かれているパッケージが後継品のもよう。大きなバージョンアップなどはしておらず、単なるパッケージリニューアルのような気がします。これまでの愛用者が戸惑うと思うんですけどね・・・

このシリーズは着圧があって、初めてはくときは「お」と思うけど、はいてしまえばキツくなくて気持ちいい。そしてとても丈夫です。「透明感がある」とうたっているものを選べば、交編でもテカテカしません。しかもUV対策とか抗菌防臭加工とかいろんなオマケ機能つき。500円でこんなに優秀でいいの?と思ってしまうほど。

私はゾッキか交編かという選び方ではなく、つま先切り替えがあるかないかで使い分けています。「スタイリング満足」は2016年まではこんな感じのパッケージ。この緑色のNUDISHか青色のCLEARをよくはいてました。

2017年からはこんなパッケージに変更。上記は私がヘビーユースしている2種類。どちらも透明感があります。というか特に不透明感や生地の分厚さは感じませんが、左のほうはゾッキなので「くもった」感じはあります。私は着圧がほしいので上記2アイテムに絞っていますが、着圧にこだわらない方なら選択肢がまだまだ広がると思います。

左の<引き締め着圧+涼感キメ肌>は夏向きをうたっていて、腹部はメッシュ、つま先スルー、ゾッキです。販売サイトでは<着圧+サマー>と表示されているので、スタイリング満足のSUMMERにあたるものだと思われます。ほとんど指先が出ない程度に足先が控えめに開いたオープントゥパンプスを履くときはこれを履くことが多いです。

右の<引き締め着圧+ツヤメキ肌>は販売サイトでは<着圧+透明感>とも書かれています。つま先補強(切り替え)あり、交編。ツヤメキとありますがテカテカする光沢はありません。光の反射まで制御して透明感を演出しているという意味でのツヤメキのようです。こちらはスタイリング満足CLEARの後継でしょうか。

着画有/その他の満足シリーズやフクスケ製品

コンジュゲートタイプ

透明感が高くて素足みたいに見えるコンジュゲート糸のストッキング。ここでもピックアップしていますが、ほかのブランドも含めた徹底はき比べは別記事にもまとめています。

生足みたいな透明感!コンジュゲートストッキングいろいろ比較
【着画有・色比較レビュー】履きました感が少ないコンジュゲート糸のナチュラルカラーのパンストを履き比べ。ピエールマントゥ様、ランバン、福助満足、グンゼトゥシェ、カルバンクラインからセシールや3足1000円まで色んなブランドを試着した口コミブログです。

こちらのパッケージは2016年のものでショートタイプ。何もはいてない生脚みたいな透明度が特長のコンジュゲートです。

これがコンジュゲートタイプの2017年のパッケージです。

こっちも2017年。3足1000円の「デイリー満足」のコンジュゲートです。

1足350円のFukusuke FUN

フクスケの満足シリーズには、1足500円の満足のほか、上でご紹介している3足1000円のデイリー満足もあります。それに加え、2018年、1足350円のFukusuke FUNが登場しました(満足シリーズではありませんが)。1足500円よりも廉価なものをバラで買いたいというニーズに答えたものか、販売チャネルを変えているものかはわかりません。いくつかタイプがありますが、着圧が私の日々のストッキングの優先要素なので、「脚引き締めて美脚」という着圧タイプを選んでみました。

1足500円と透明感比較実験(そこまでやる?)


上のほうで色の違いを検証した1足500円の満足<引き締め着圧+涼感キメ肌>のクリアヌードと比べてみました。写真ではほとんど違いがわかりません。照明や角度によっては500円の満足のほうが濃く見える気がする瞬間もあります。ただし、肉眼で見ると、どう違うか説明しづらいのですが、350円のほうが色味がもっさりしているんです。なぜだろう・・・と思い、裏面の説明をしげしげとチェックして、「透明感の違いかしら」と思い当たりました。350円のほうは透明感への言及はなく、500円のほうは「細い糸を使用することで透明感とキメ細かい肌を演出」とあるからです。

どうにかしてこの透明感の違いを画像でお伝えできないか・・・と、まずは手にかぶせてみました。伸ばし具合は変えないように努力して撮影してみました。どうでしょう?右の350円のほうが若干不透明で、指のスキマや血管が見えにくいです。

もっとはっきり違いがわかる方法を・・・と考え、文字や色があるものを中に入れてみました。入れる位置は、太ももの切り替えのすぐ下あたりにして公平に比べられるようにしました。ストッキングの筒幅より実験物のほうが小さいのでストッキング生地がストレッチされないため、もともとの素材そのままの状態で透明度が測れます。これで違いが明確!左の1足500円の<引き締め着圧+涼感キメ肌>(着圧+サマー)のほうがかなりクリアです!

「満足の廉価なタイプは中国製で、使っている糸が違います」と店員さんに聞いたことがありました。その情報どおり、1足500円のほうは日本製、350円のほうは中国製です。なお、つま先は、350円のほうが補強されている分、切り替えが目立ちます。これをよしとするかはそれぞれ。私は強度が下がってもつま先の切り替えがないほうが好きです。

というわけで、着圧も透明感もほしい方は、1足500円のほうがよさそう。実験はしていませんが、私が愛用しているもう1タイプの<引き締め着圧+ツヤメキ肌>のほうも別名が<着圧+透明感>というだけあって、透明感はそれなりにあると感じているので、着圧も透明感もほしくてゾッキがお好みの方は<引き締め着圧+涼感キメ肌>、交編がお好みなら<引き締め着圧+ツヤメキ肌>がおすすめですね。なお、つま先が目立たないのはゾッキのほうです。

ノンランタイプ

他には、伝線しづらい「ノンラン」という機能を強調したタイプもあります。私の実感としては、ノンランを強調していない満足でも、裏面を見るとノンラン設計のものも多く、伝線しちゃった!という経験はほとんどありません。ノンラン以外の機能に惹かれる場合は、その機能を優先したほうがよいと思います。

ちょっと失敗だった満足シリーズ

透明感がなかった細魅せシャドウ

細く見えるならこれもいいんじゃない?と試してみて、ワタシ的に失敗したかなと思ったのが、「引き締め着圧+細魅せシャドウ」。色のグラデーションで細く見せるというアイデアはいいと思うのですが、愛用している2品に比べて透明感はないし硬いしテカテカするし、昭和な感じでした・・・。愛用している方、ごめんなさい。

ハードな着圧のSHAPESなど

「SHAPES 透明感あるハイパワー着圧」「スタイリング満足 SHADE SHAPE 透明感あるハード着圧」といった、着圧別に選べるシリーズがあります。1000円以上、モノによっては2000円以上します。「透明感ある」と書かれてはいますが、上で紹介した満足の透明感が気に入っている私にとっては、「全く透明感なしの肉色ストッキング」にしか思えませんでした。あれだけ透明感がなければそりゃ着圧がすごくなるのは当然です。もちろんとにかくハードな着圧や弾性ストッキングを求める方にはよいと思います。

着画有/まるでギャグ?5本指オープントゥ「快適仕様」

生足になりたいけどそろそろ年齢的にどうなのかと弱気になるときもある今日この頃。でも「ストッキングを履いてサンダルを履くなんてあるまじきこと!」というピーコさまの教えを聞いて育った私は、サンダルやオープントゥパンプスを履くときはノーストッキングでなければなりません。もちろんペディキュア(今はフットネイルというのでしたっけ)も必須でございます。

で、5本指ストッキングやトングタイプのストッキングなど、いろんな種類がある中で、私が試してみたのは5本指のオープントゥタイプ。こちらも福助さんから出ていて、「快適仕様」というどこか昭和風味な名前です。トングタイプは一か所が引っ張られる感じになって痛いというレビューを見ていたので、これはいい!と思ったのです。しかしこれ、靴を絶対脱げませんよね。気の置けない仲間ならギャグかコントかですみますが、同席している人との関係性によってはシーン・・・と気まずくなりそうです。

このストッキングは色展開が微妙で、フレンチベージュはけっこう濃いらしいので回避。それより薄そうなヌーディベージュとペールクッキー、そして通販限定(?)のクリアヌードを履き比べてみました。

このストッキングはつま先を露出させるわけなので、シチュエーションや目的からすると、本体は限りなくヌーディな生足カラーであってほしいのですよね。そういう意味では、ヌーディベージュは濃すぎました。色味の強さやテカリをけっこう感じます。

続いてペールクッキー。これはペールという名前なだけあって、少し薄くてグレー味があるというかシャドウっぽいというか。明るさでいえばクリアヌードと同等で、色味の系統が違うという感じでした。足指の根元の生地が補強されているあたりをご覧いただければ一番よくわかるかもしれません。ちょっとグレーっぽく見えますよね。私はどちらかというとクリアヌードが好みで、もう少し明るい色が希望。でもそれらしき色展開が見当たらないので、このギャグなストッキングを履くなら当面はクリアヌードでお茶をにごすしかなさそうです。

1足あたり500円よりも安く買うには?

日常的に必要なアイテムなので、できれば安く買いたいですよね。ちょっとお安めに買うには以下のような方法があります。

デパートの優待割引

お気に入りのシリーズがデパートの売場に置いてあればという条件つきです。1割くらいなら可能なはず。デパートのクレジットカードを持っていればそれだけでキャッシュバックなどで実質的な割引になることも少なくありません。

おなじみ楽天の安い店

常時割引価格で売っているお店がいくつかあります。何足かまとめて送料無料だとお得です。ただしそれほどの金額でないときはメール便が送料無料のこともあるので、宅配便に安心感を感じる方には不向きかもしれません。

AMAZON

ときどき期間限定で割引をやっています。もともと定価よりお安めなのが、さらに15%オフや20%オフになることもあります。プライム会員ならば宅配便で送料無料で届くのでお得です。

福助公式ショップ

愛用しているストッキングがまとめ買い割引などが設定された商品ならば、お得に買えます。登録して会員になるとポイント制度や割引オファーもあるのでお得です。

いろいろ一人語りが長くてすみませんでした。少しでもお役に立てればうれしいです。また何かあれば書き足します。ここ数年ナチュスト選びに翻弄されているので、私の頭の中の整理にも役立ちました。

2020年にリニューアル

満足シリーズが2020年にリニューアルしました。パッケージを一新したほか、色名が変更、新色も登場しています。もちろん履き比べましたので、記事にしました。新色が追加されましたが、いわゆる「ナチュスト」に該当するようなベーシックなベージュカラーの基本的な色展開は同じ。バーリーがペールベージュという色名に変わりました。ナチュストの色選び、特にサワーベージュとヌーディベージュを対象にして迷われている方は、この上の内容はそのままご参考になさっても問題ないと思います。

フクスケ満足がリニューアル!着圧タイプのナチュストを履き比べ
【着画有・色比較レビュー】定番クリアヌード、ペールベージュ(旧バーリー)中心の履き比べ、着圧タイプの透明感や同じ名前の色の違い、パンティ部レスストッキング、旧満足シリーズやトゥシェのガーターフリーとの比較をご紹介。色選びのご参考に。

2020年はコロナ感染防止で自粛生活となり、外出が減りました。ほかのアパレルさんもそうでしょうが、福助さんも満を持してリニューアルしたストッキングの売り上げがガタ落ちしたのではないでしょうか。自粛が激しかったのは春夏なので、靴下の売り上げがめちゃくちゃ伸びたとも思えませんし・・・。また以前のように好きな服を着ていろんなところに外出できる日が戻ることを心から願っています。

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