【2021年加筆・スウォッチ画像有・コスメ口コミ】これまで使っていたUV下地が販売終了となり、2017年から2018年はベースメイクの見直しをはかりつつ、日焼け止め探しに奔走しました。何度もカウンターのテスターを塗り塗りして試したり、サンプルをいただいたりしました。その中で何となく気になって現品を買ったもののひとつがディシラ プレドミナのフェースプロテクショナー(医薬部外品)。1本使い切ってリピートしたので、塗り心地などを書こうと思います。
この記事の内容
これがいつものベースメイク
私の普段のベースメイクのステップはこんな感じです。
(1)紫外線をちゃんとカットするための日焼け止め下地(ほのかに肌色補正効果ありが望ましい)を顔全体に塗る
(2)ツヤ出しと肌色補正のための下地(できればUVカット効果ありが望ましい)をハイライト的に顔の中心部に塗る→【2021年現在】肌色補正とUVカット効果を備えたアイテムを顔全体に塗る
(3)日によってはコンシーラーを塗る
(4)ルースパウダーをはたく→【2021年現在】ハイライトを使う
今回ご紹介するプレドミナの日焼け止めクリームは、(1)にあたります。
ディシラ プレドミナ フェースプロテクショナー(医薬部外品)の基本情報
さすがにディシラだけあって、10,000円(税抜)とお高い!HPがリニューアルする前は、「素肌をきれいに見せる淡いピンク色」とテクスチャーがピンク色であることにも触れられていましたが、今はその記述はないようです。美白有効成分:m-トラネキサム酸が成分表記の最初にあります。以下は公式サイトにある記載です。
とにかくみずみずしい塗り心地
塗ってみるとこんな感じ。左のほう、固まって見えるかもしれませんが、色味がわかるよう、わざとぼてっと重ねています。のばしたときのウルっとした感じは右上のほうのツヤツヤしている部分をご覧ください。
すぅっと伸びてすごくうるおうスキンケア感覚
肌に乗せたときに、日焼け止めと肌の境目あたりが「にじむ」ような日焼け止めがありますよね。明確な理由はありませんが、本能的にあのタイプの日焼け止めに手が伸びません。同様に、振って使うタイプも好みではないです。
ところがこのディシラの日焼け止めは、私が苦手な日焼け止め独特の特徴がなく、嫌味のないテクスチャーというか、手に乗せるとまるで美容液かあっさりした乳液のように「ふつーにスキンケア」みたいなんです。もちろん被膜感もありません。
とにかくすうーっとのびて、うるおいがずっと続きます。冬のヨーロッパを旅行して外を歩き回りましたが、乾燥を感じることはなく、写真を見てもうるおってます♪
肌色補正効果はそれほどありません
公式HPに当初記載されていた「ピンク色」についてですが、肌色補正効果があるとはっきりは謳っていなかったはずです。実際にはうす~~~いベージュピンク。塗った分だけ色がワントーン(半トーンくらい?)明るく変わるのは確かですが、カバー力とまではいかないレベルでしょうか。トーンアップする!までは言い切れない、ややトーンアップ程度です。ほどよく明るい色に演出しながら、みずみずしいうるおいがずっと続くことで透明感ある顔色に見せる美肌効果のほうが、私にとっては大きいと感じます。
こんなにうるおうのにSPF50+・PA++++
実際の生活を考えると、日焼け止めのSPFは35以上くらいあればいいと思っていました。この日焼け止めはSPF50+なので、求めていた以上のSPF効果。その上、保湿力があるので、一年を通して使えます。
いや~な日焼け止めくささはありません!
今はもうだいぶ少なくなっていますが、日焼け止めならではのニオイが漂うUVアイテムもありますよね。このディシラの日焼け止めには、もちろんそんなニオイはみじんもありません。オーソドックスだけど主張しすぎない癒されるいい香りです。
【まとめ】超お気に入りです!
これをつけると肌と心がよろこぶようなスキンケア感覚。保湿力があり、みずみずしく、テクスチャーや香りに「気になるところがない」上に、肌色をほんの~り明るく整えてくれ、高SPFで1年中使える。これがあれば一日中快適うるうる美肌♪2018年~2021年にかけてずっと使っているお気に入りアイテムです。
ただし、このディシラの日焼け止めは「下地としても使える」程度なので、私はこの後に、一応「下地」と謳ったものを使い、ツヤ出しと肌色補正をしています。
【2019年11月追記】ブランド終了(泣)
さびしいことにディシラは2019年11月末でブランド終了となりました。この日焼け止めは愛用していたので本当に残念でなりません。一応、後継品の目星はつけつつ、日焼け止め探しの旅に出ているので、またご紹介します。
【2021年3月追記】旅の途中の雑感
ブランド終了の報せを受け、新たな日焼け止め探しの旅を続けつつも、ストックしていたディシラを使い続けています。今もネット上では入手できるかもしれませんが、製造からかなり経ったものになります。もうこれ以上ディシラにすがるわけにもいかず、今のを使い切ったら新たな日焼け止めを使い始めます。
が、しかし!本当に後継品が見つからないのです。上の段落で書いた「目星」は実は同じ資生堂のクレドポーの日焼け止めでしたが、試しに塗ってみると、ディシラとは全然違いました。
ディシラと同じような薄いピンクでなくてもいいのですが、薄いピンクか薄いカスタードのような色がついているのが理想。そして薄づきでみずみずしく水分たっぷりでのびがいいもの。これらの条件が揃った日焼け止めが本当に見つからず、困っています。
特に難しいのが、「みずみずしさ」です。ディシラは水分がたっぷりわかるテクスチャーで、塗った後に目視できるくらいみずみずしいのです。「保湿力がある」「うるおう」とされている日焼け止めと何度も左右で塗り比べましたが、ディラのように「水分たっぷり感を目視でも味わえるもの」はありません。その上にうっすらと補整力がある下地を使うと、ディシラの上に重ねた場合、ディシラのみずみずしさが生きていて、見た目にもみずみずしい。ツヤ肌を求める私の好みに合致した日焼け止めなのがつくづくわかります。
うるおい感は見た目だけでなく、実際の体感としても長続きします。もちろん夜になってもつけたてのうるおいが残っているわけではありませんが、かなりの日焼け止めと塗り比べた結果、ディシラの保湿感の持続は長いです。
日焼け止め探しの旅については改めて記事にするつもりですが、この春に新発売のカネボウSENSAIやクレドのシナクティフあたりを試したらどれにするかを決定します。