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トリアセテート混紡&裏地キュプラのお洋服は洗濯してもOK?

2021/02/24


ときどき買うブランドの服に多い生地が「トリアセテート64%・ポリエステル36%」、裏地がもれなく「キュプラ」です。今はいろんな風合いのあるちょっといいポリエステルも多いから、普段に着る服は別にポリエステル100%でいいんだけどな・・・。そして、キュプラやシルクの裏地がよいのは知っていても、普通の外出着の裏地はポリエステルでいいです・・・。だって、トリアセテートやキュプラの服には手洗い禁止の表示がついていることが多いからです。毎回クリーニングに出すのはもったいない!きれいさっぱり水洗いしたい!というわけで、自宅での洗濯にチャレンジしてみました。

トリアセテートは脱水がコツ

アセテートとトリアセテートは似たような素材で、天然のセルロースが原料。シルクのような風合いをもった合繊繊維です。洗濯表示はほとんどの場合「水洗いNG」です。私の持っている洋服の洗濯タグもすべて水洗いNG、ドライクリーニングに出さなければなりません。

でも私が持っている複数のお洋服においては、洗えないというわけではありませんでした。毎回、洗濯機の弱洗いコース(手洗いコース)で、アクロンやエマールなどの一般的なおしゃれ着洗いで洗っています。ハイベックやプロウォッシュなどの高級おしゃれ着洗剤は使っていません。そして仕上げにソフランやフレアなどの一般的な柔軟剤を使っています。

洗濯法のコツはただひとつ、「脱水をしない」こと。すすぎが終わったら一瞬だけ脱水にかけてすぐに洗濯機を止めるか、まったく脱水せず、水がビタビタとしたたり落ちるような状態のまま、バスルームに干しています。そのまま乾かせばキレイに乾きます。裏地がなければアイロンもいりません。

トリアセテートは、脱水のときについたシワがとれにくいという特徴を持っています。だから、脱水をほとんどしないことで、頑固なシワが付くのを防げるのです。私が持っている服の場合は、縮むこともありません。いつも清潔な状態で気持ちよく袖を通せています。

最近は洗えるトリアセテートもちらほら

お洋服の素材をチェックしたとき、トリアセテートとあると、「家で洗えないのか・・・」と思ってしまうかもしれません。ですが最近は、洗えるトリアセもわりと登場しているようで、「このトリアセテートは洗えるんですよ」と店員さんがすかさず教えてくれることがあります。「トリアセ=手洗いできない」と思いこまず、洗濯表示もチェックすることをおすすめします。

店員さんに聞いてみるとよいかも

「トリアセテートの服、どうしようかな~洗えるのかな~」と迷ったとき、店員さんに聞いてみるのも一つの方法です。そのブランドの店員さんは、同じ服や同じ素材のお洋服を所持している可能性が非常に高いです。手洗い禁止表示の服を洗ったことによるトラブルは自己責任だけど・・・という前提で、「この素材のお洋服、どうされてます?クリーニングに出されてます?」と質問してみるとよいかもしれません。

私がじゃぶじゃぶ水洗いしている服のショップの店員たちさんは、「洗ってます」「脱水はゆるめに」「そういえば脱水まで普通にしても大丈夫でした」「初回だけクリーニングに出して、あとは手洗いです」などなど、いろんなお答えをくれました。ぶっちゃけ、「洗っている」ということになりますね。洗い方に気をつければ、トリアセテートの家庭洗濯は問題ない場合が多そうです。

アセテートも洗ってみた

先日買ったワンピースが、トリアセテートではなくアセテート65%、ポリエステル35%でした。水洗いNG表示でしたが、もちろん洗ってみました。全く問題なかったです。

ポリエステルも脱水ナシがいいかも!

トリアセテートの服と一緒にポリエステル100%の服を洗うこともよくあります。これは脱水しない、これは脱水すると工程を分けるのも面倒なので、ポリエステル100%の服も脱水せずにビショビショのまま干しています。脱水によるシワがつかないし、生地がの水の重みぴしっときれいに乾く気がします。

脱水ナシをおすすめする理由

一瞬だけ脱水にかけるのもよいのですが、私は「洗い」「すすぎ」だけを選択しておいて、すすぎが終わった段階で脱水せずに干すのが好きです。本当にシワなくぴしっと乾いてくれるし、さらに、節水にもなるからです。つまり、すすぎが終わったときは、洗濯槽の中に水が溜まっている状態です。一瞬でも脱水すればその水は排水されてしまいますが、脱水にかけなければ次の普段のタオルやパジャマのお洗濯に使えるので、大幅な節水になるためです。

最近は、おしゃれ着の洗濯が必要なときは、おしゃれ着→すすぎの水を残して干す→タオルやパジャマの洗濯をしています。クリーニング代も水道代も節約できてバンザイ!

裏地キュプラは縮んでもOK?

裏地のキュプラは水洗いすると残念ながら縮んでしまいました。ただしこの条件に当てはまる場合は、抜け道があるかもしれません。それは、スカートやワンピースの丈詰めをする場合です。

経験上、キュプラは数センチだけ縮むことが多く、10センチも縮んだりはしませんでした。私は2~3センチほどスカート丈を詰めることがよくあるので、ショップに依頼するときは「裏地は長さがおかしいと思っても丈詰めしないでください」とお直しを依頼するときにお願いします。すると、スカート丈に比べて裏地が妙に長く仕上がってきますが、大丈夫。洗えばキュプラが数センチ分縮んでくれ、ちょうど丈詰めしたボトムスの長さにぴったり合うのです♪

購入時のショップに丈詰めのお直しをお願いせずに持ち帰る場合は、まず洗濯機で何度か洗って、キュプラを先に縮ませておきます。その後、リフォーム屋さんに持って行き、「スカート丈を詰めてください。裏地も合わせて詰めてください」とお願いすればOKです。

キュプラは洗うたびに数センチずつ縮むわけではなく、一回縮めばそれ以上大きくは縮みません。ですので、ずっと洗い続けることができます。最初から「縮んだ後がちょうどよい丈」にしておけばいいというわけです。キュプラは残念ながら洗うとシワにはなりますが、洗った後と乾く途中でパンパンと伸ばせば、見るも無残なしわくちゃにはなりません。さっとアイロンをかければキレイになります。とにかく水洗いできるのって気持ちいいです!

ご注意!
★私が持っている服を勝手に洗っている習慣をご紹介しています。服や素材、洗い方によっては同じ結果になるとは限りませんので、自己責任でお願いします。
★洗ったお洋服の素材は、トリアセテートとポリエステルの混紡生地です。トリアセテート100%はおそらく持っていないし、洗ったことはありません。
★使っている洗剤は、エマールかアクロンです。静電気などから素材を保護するという意味で柔軟仕上げ剤は使っています。
★ハイベックやプロウォッシュなどのちょっと特別な洗剤を使えば、もしかしたらキュプラが縮まないのかもしれません。

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