【医療脱毛口コミ】脇や足、腕、胸、指、顔、鼻毛まで、めぼしい部分のレーザー脱毛はすませているものの、水着になる機会がほとんどなかったので、VIOについては手つかずでした。こんな歳になって脱毛を決意したのは、老後の介護される日々、ひとさまにお世話になる生活のことを考えるようになったからです。そんな私の脱毛レポをお届け。前日の剃毛のコツ、施術の段取り、痛みがどれくらいイタタタ(涙)なのかなどをご紹介します。白髪がある人にもぜひ読んでいただきたいです。
この記事の内容
介護をされるときはツルツル無毛がいい?
VIO脱毛を決心する小さなきっかけはいろいろありました。プレゼントのリクエストを聞くと母がやたら「病院に突然行ったときのためのいいショーツをちょうだい」と言うようになったこと。介護する人が親のO部分の毛の不便さに触れた記事をネットで見たこと。そして実際に介護を始めた周囲の人が私が記事で読んだのと同じように「毛は邪魔。ないほうがきれいにしやすい」と話してくれたこと・・・。
私がVIO脱毛を避けてきたのは、「したくない」からではなく、「いずれはしたいけど痛そう」「白髪になる前に(白髪になるとレーザーが反応せず脱毛しづらくなるため)いつかやらないと」「予約が面倒くさい」「もう見せることもないし無駄じゃない?」「それよりも他の部分の脱毛が先決」といった思いが入り混じっていたから。しかし他の部分の脱毛がだいたい落ち着いてきたので、先々のことを考え、VIO脱毛する決意をしたのです。
四の五の言わずに医療脱毛を選択
これまでの脱毛は全てクリニックで行ってきました。やるなら効果がちゃんとあったほうがいいし、やけどなど万一のときに治療できるという安心感からです。VIOキャンペーンをやっている、アクセスしやすい立地のクリニックを予約しました。
剃毛のやり方がわからないっ!
「剃毛はO以外、自分でしてきてくださいね」と言われました。「ど、どうやればいいんですか?」と思わず聞いちゃった上、直前になって剃毛しようとしてやり方が全くわからず、電話して剃り方を教えてもらいました。教えてもらったコツを以下にまとめますね。
★剃毛は二段階!
少し前に一度剃っておき、施術前日に剃り残しをきちんと剃るのがよいとのこと。
★ハサミも使う
最初はいきなりカミソリをあてずに、ハサミで長い毛を切るとよいそうです。
★お風呂場で
椅子に座り、足を開いて剃ってくださいと言われました。
★カミソリを使い分ける
曲面が多い部位なのでT字型カミソリも使うとよいそうです。
ドキドキの施術当日!まずは剃毛から!
施術日の何日も前から段階的に剃毛に取り組み、苦労して毛を剃りました。お風呂場はほかの居室より暗いし見えないし、老眼にはツライです・・・
剃毛した部分にチクチクとした違和感を感じながら、いざクリニックへ!ドキドキしながらベッドに横たわります。すごく頑張って何度も剃ったつもりなのに、剃り足りなかったらしく、ジョリジョリされちゃいました・・・。「すみません」って謝りましたが、普通の前処理のように対応してくださったので、皆さん剃り残しているんだろうなという印象を持ちました。スタッフの方は慣れているからか、そおっと剃るという感じではないので、I部分を剃毛されるときはこわかったし、実際に「痛っ!」と感じることもありました。傷ができたわけではなく、剛毛をジョリッと剃ることによる痛さです。剃らなくてよいと言われてそのままで行ったOは、うつぶせになった姿勢で剃ってくれました。
1回目はVIOをまるっと全照射!
Oの毛はなくすという方がほとんどですよね。でもVとIはお好みによって残し具合やフォルムがあります。「デザインはどうしますか?」と聞かれて、懇切丁寧に示されたイラストを見せられましたが、「1回目は丸ごと全部で!」とお願いしました。
ずっと前、エステに通ったときに、脱毛専門サロンに勤めていたことがあるというスタッフの方に、「最初はとりあえず全部を照射して脱毛したほうがいいです。そうすると全体の毛が少なくなるし、毛も細くなって、全然違います。どの形にするかはそれから考えるとよいですよ」と教えてもらったからです。
ジェルを塗って蓄熱脱毛
私のVIO脱毛は、蓄熱式脱毛といわれるタイプ。10年以上前から脇などをレーザー脱毛をしている方はおそらく経験があるであろう、パンパン!という痛いレーザーと同時に冷却ガスを当てるタイプではありません。(最初の数回は蓄熱脱毛でしたが、それ以降は他の脱毛マシンでも脱毛をしています)
まず、施術部位を冷却します。冷却といっても、ケーキなどを買ったときについてくる冷却ジェルのようなものを当てて冷やす単純なやり方です。冷えたらジェルを塗って機械の先を押し当てます。機械の先も冷たいのですが、皮膚の奥には熱を届けるようになっています。最初のうちはその冷たさにごまかされて痛み(熱さ)を感じませんが、同じ場所をグリグリと何度かすべらせるうちに、だんだん熱がこもって熱くなっていきます。パンパン!と狙って打つより、広い範囲を施術しやすいのが特長です。
「痛っ!イタタタタッ!」
実はこのVIO脱毛のとき、ついでに足の脱毛もお願いしました。足の脱毛はほぼ済んでいるものの、放置するとチョロチョロッと覗いてくるので、夏の前に一度、足と腕の脱毛をするのが習慣なのです。蓄熱脱毛は、足のときはまったく痛くありませんでした。ほとんど毛もないので、反応する箇所がとても少なかったからです。
しかし!!Vが始まったとたん、イタタタタ!(涙) 痛いというか熱いというか、なんとも言えない辛さなんです。痛みに強い私が「痛っ!」と声をあげてしまったほどです。あまりに痛いので、美容医療でスレている私は、「塗る麻酔してもらえないんですか?」と聞きました。すると、「麻酔をすると熱さがわからなくなり、火傷する恐れがあるので、うちでは麻酔はやってないんです」と言われました。
しかしですね、どんなに痛がってものたうちまわっても、スタッフのお姉さんは脱毛の手を緩めることは一切ありません。ならば麻酔してもしなくても同じじゃないの!?と思いました。脱毛の最中は痛くてそこまで考えられなかったので、終わった後にですけど。
VとIは仰向け&Oはうつぶせ
どんな姿勢で施術するのか、気になりますよね。VとIは仰向けでした。Iは片方の足の膝を立ててそのまま横に広げた状態で、膝を曲げたほうの側の毛を処理していきます。Oはうつぶせです。VやIに比べて範囲が狭いので、わりとすぐに終わります。
ショーツはいただけるものと思っていたら全く与えてくれる間もなく、むき出し状態のまま始まりました!最初はちょっぴり戸惑いましたが、のたうちまわりまわったので隠すどころではないですし、ショーツがあったら邪魔なのできっとグイッとずらされると思います。終わってみたら、ショーツは不要だったなと思いました。
VIOのうちOは案外痛くない
VとIはとにかく痛かった。Iなんて、「どこまで(どのあたり内側まで)当てられるんだろう」とビクビクしていたら、けっこうなキワまで施術されました。Iは剃毛も照射もどちらも冷や汗ものです。これまでの経験上、Oはそんなに痛くないだろうと想像していたら、案の定、そんなに痛くなかったです。そんなこんなで汗だくになりながら初めてのVIO脱毛が終了しました。
白髪には効果ナシ!
施術を終えた後のキレイサッパリなVとIをまじまじと見つめたところ、残っている毛がありました。それは白髪・・・(涙)。「蓄熱脱毛は白髪も脱毛できる」という情報も見かけますが、私の場合は白髪だけが見事に残ったことをお伝えしておきます。VIO脱毛を思い立ったら、白髪が生える前、なるべく若いうちにしておくほうがベター!です。
白髪がある人へ
デリケートゾーンの毛に白髪がすでにある人にぜひ伝えておきたいことがあります。たとえクリニックで脱毛しても、針脱毛でない限り、黒い毛しか処理できないので、白髪は残ります。つまり、脱毛した後は、白髪の割合が増えます。
たとえば、脱毛前は【黒い毛80・白い毛20】だったとします。黒い毛の2割が反応して抜けると仮定すれば、脱毛後は、【黒い毛64・白い毛20】です。脱毛を重ねていくうちに、【黒い毛10・白い毛20】などとなっていくわけです。黒い毛の白髪化は、時間が経つうちに進むでしょうから、数年後には【黒い毛5・白い毛25】になるかもしれません。
これらを事前に想定して、白髪をどうするか、つまり、白髪の割合が多くなっても脱毛したいか、脱毛はしたいけど白髪はいやだから白髪は針脱毛をするか、やっぱり脱毛そのものをやめるか、などの熟考をおすすめします。
その後の毛のようすは?
施術した箇所の毛は、当日からすぐに浮いてきていました。でも毛をつまんでもスルリとは抜けないので、無理に抜かず、放置です。1週間ほどすると、浮いた毛がだいぶのびてきて、軽く引っ張ったらスルリと抜けました。10日後くらいからむしゃむしゃ抜けてきて、力を入れて引っ張らなくてもスイスイ抜けます。ショーツ内にいっぱいついてしまう数日間を過ごしたら、そのうち気にならなくなりました。
あまりの痛さに次回の予約をためらい、数カ月以上放置していたら、毛が生えてきました。でも、毛の質が全然違うんです!VIO特有のゴワゴワした剛毛が、細くてやわらかいしなやかな毛に大変身。以前エステのお姉さんに聞いたことは本当でした。もちろん毛量も生えている面積もぐんと減っているので、もうこのままでもいいんじゃない?と思ってしまうほどです。
とはいえ、私がVIO脱毛を始めたのは、将来の介護を見据えてのこと。VとIはもう少しだけ減らして、Oだけは完全無毛にするつもりです。これだけ毛の量が減ってしまえば、次は初回ほど痛くないはず!だと思いたい・・・