【1stイエベ春2ndブルベ夏・全色スウォッチ・コスメ口コミ】2025年2月にアテニアからアイシャドウパレット「ミラージュアップアイズ」が新登場しました。コンセプトを読むと、大人に似合う色設計で、パーソナルカラーにとらわれずに楽しめそう、そしてアイシャドウパレットにしては高すぎないので、思い切って買ってしまいました。その後に追加発売された限定色も含め、比較スウォッチや私の感想をお伝えします。
この記事の内容
ミラージュアップアイズ基本情報

上の画像は2025年2月の新発売時に登場した4色で、左から31夕晴、32陰影、33花霞、34粋撫子。2025年冬と2026年春に限定カラーが登場しています。

「似合う色の幅を狭めていた大人の肌ぐすみを払拭する“ウォーミング設計”でどんな色も自然になじみ、思い通りの発色に。」とあり、パーソナルカラーにとらわれないで楽しめるパレットなのかなと期待が高まります。

1つのパレットで2通りのメイクが楽しめる設計。右回りの3色(A→B→D)と左回りの3色(A→C→D)が基本です。ざっくりいうと、Aはベースカラーとしてのほか、部分的にきかせて。アイホールのメインカラーはBかCで、Dは締め色。動画ではBとCを混ぜる方法も紹介されていました。

レフィルとケースとブラシ・チップが別売りのタイプです。ケースは鏡付き。高級感はありませんが、黒なので上手にごまかせている印象。お値段を考えれば文句なしです。そしてアテニアは実は別売りのブラシが大きめで優秀。デパコスのレフィルよりも安いです。今回は撮っていませんが、ほかのブランドのアイシャドウのレフィルとして買ったことがあります。

パレットへの装着方法は、糊でもマグネットでもなく、レフィル裏のシールをはがしてパレットに貼り付けて使います。

レフィルはプラケースに入っているのでケースを買わなくても使えます。良心的。薄いので持ち運びしやすいです。
31 夕晴/YUUBARE

初回登場4色のうちイエベ春さんを意識したカラーだとお見受けします。使いやすそう!!

パレット左上(腕の一番左)をA、右上(腕の左から二番目)をB、左下(腕の右から二番目)をC、右下(腕の一番右)をDとします。
Aは存在感が控えめですが、公式動画の通り下地的に使うとまあいい感じ。目頭やキワに入れたときはちょっと物足りないような。Bはパレットで色だけ見るととても素敵なのですが私のまぶたでは素敵さが発揮できません。公式動画のようにDと混ぜるといい感じの色合いになりました。でも私には暗めに感じます。Dは締め色としてはグレーすぎずイエベ春の私が好きな色です。
Cはコーラルっぽさも感じるオレンジベージュで好きな系統の色。アイホールのメインに使う気マンマンでしたが、公式のもうひとつの塗り方では二重幅くらいにとどめています。なるほど、明るくあか抜けた印象になります。アイホール全体に広げてみても素敵でしたが、私はいつもマットカラーを使っているせいか、ややメタリックさを感じます。色としては好きなのですが。パールの粒は大きすぎることはなく繊細です。
全体的に私には一番使いやすいパレットです。気になったのは、つけたては明るい印象だった色が、ふと鏡を見るとなんだか沈んで見えたことがあったことです。気のせいかもしれませんが。
32 陰影/INEI

イエベ秋さん向けのように見えますね。31夕晴はオレンジ・ブラウン系でしたが、こちらの32陰影はゴールド・ブロンズっぽさやグレー・チャコールを帯びています。

パレット左上(腕の一番左)をA、右上(腕の左から二番目)をB、左下(腕の右から二番目)をC、右下(腕の一番右)をDとします。
予想どおり、Cは私の好みよりもちょっと深め。上の画像では落ち着いたブラウン系に見えるかもしれませんが、ブロンズっぽい色です。そして31夕晴のCと比べた場合、パールの粒の色がごくわずかですが赤茶のメタリックっぽくて目立ち度が強く、私は赤茶の光りものが好きではないので、これを広く塗るのは避けようと思いました。Dは私の好みよりグレー味が強いので、大好き!とはいえません。
公式の案内を参考に、Aをベースに使い、BかCをアクセントカラーにしてDを締め色として使おうとすると、私の場合はDがどうしても似合わない。ので、BかCを効かせて終わるという使い方になりますが、Bは肌色を暗く落ち着かせてしまうだけで色を楽しむ余地がゼロ。Cは二重幅あたりに入れて締め色っぽく使い、涙袋にも使うと、上まぶたにザ・締め色を使っていないので意外と素敵。塗る範囲が狭いので赤茶のチラチラメタリックも気になりません。
イエベ春の私としては、ガンガンに使える色がベースカラーのA以外はCしかないので、ちょっともったいないパレットといえます。でもCはメタリックなチラチラは気になりますが色味じたいはかなり好き。広く塗らなければ使える色です。
31夕晴と32陰影のCを比較

左が31、右が32。左下Cの比較です。色よりもチラチラ度の参考に。
33 花霞/HANAGASUMI

ブルベ夏さんを意識したと思われる仕上がりだと思っていましたが、実物を見るとくすみカラーではあるものの、それほどブルベでもないような。私はこの33と続く34のピンクが実はイエベにも使えるのではないかとけっこう期待していました。

パレット左上(腕の一番左)をA、右上(腕の左から二番目)をB、左下(腕の右から二番目)をC、右下(腕の一番右)をDとします。
A→B→Dの塗り方とA→C→Dの塗り方のうち、私が断然よかったのはA→C→Dでした。だってCのピンクがかわいいんです。想像していたよりもブルベっぽくないピンクで、コーラルっぽさも感じるぼわぼわしたピンクです。私は好き。
私のまぶたではBがどう頑張っても肌色にしかならず、CやDと混ぜるといい感じの色になりました。このパレットでもAの白パールカラーは「これ一色だけで素敵」とか「キラキラにうっとり」とか「上まぶたの中央にきらめきを乗せて仕上げる」などではなく、あくまで下地的な役割にとどまりました。大人にとって使いやすいという位置づけなのでしょうね。
34 粋撫子/IKINADESHIKO

こちらも33に続いてブルベさんを意識したパレットに見えますね。左下のピンクが私にも使えるピンクだといいなあと思っていました。

パレット左上(腕の一番左)をA、右上(腕の左から二番目)をB、左下(腕の右から二番目)をC、右下(腕の一番右)をDとします。
A→B→DでもA→C→DでもAはベースカラーです。ほかのパレットと比べて34のAの色が一番「効く」のは、私の肌ともっとも合わない(なじまない)色合いのパレットだからだと思いますが、涙袋や目頭をちゃんと白くさせたいときはこれくらいのほうがよき。その分、ベースにするときはつけすぎ注意な色です。
Cが思いのほか可愛く、本来はイエベ向きのピンクじゃないんだろうなーとわかっていても使います。Bの薄ラベンダーはイエベの私には白く出て、活用しづらい色です。Cと混ぜるとまあ使えますが、Cだけで可愛いので別に混ぜなくてもいいよねと思ったり。Dはほかの色番と同様、ちゃんと発色します。
33花霞と34粋撫子のCを比較

左が33、右が34。左下C色の比較です。芸のない感想ですみませんが、かわいい!
35 夜煌/YAKOU ※限定

2025年冬の限定色。ブラウンの陰影メイクがテーマのパレットです。ホリデーシーズンとあって、パッケージも夜っぽいきらめきを意識したデザインですね。

「ブラウン」に反応してなんとなく買ってみたら、開けた瞬間にブルベさん向けでしかも暗めカラーだったので、イエベ春の私には合わなさそうと感じました。上段2色は合いそうなのですが、下段2色がグレーっぽいのです。


パレット左上(腕の一番左)をA、右上(腕の左から二番目)をB、左下(腕の右から二番目)をC、右下(腕の一番右)をDとします。
A→B→DでもA→C→DでもAはベースカラーです。Aはほかのパレットと同様に控えめ発色。右上Bは赤みのあるカッパーブラウンで、上の2枚の画像だと上のほうが実物に近い印象です。定番4色のBよりも発色がよいです。Cはパールたっぷりのグレージュ系カラー、Dは落ち着いたチャコールブラウン。イエベ春の私にはCDが合わないとされる色です。全体的にほかのパレットよりもパールが強い仕上がりですね。
私が使うならA→BでほんのすこーしDを使うくらいでしょうか。Cは使いこなすのが難しそうです。
32陰影と34粋撫子と35夜煌のDを比較

左から32、34、限定35。右下の締め色Dの比較です。どれも私好みのブラウンではないという視点でのチョイスです。


全体的に黒っぽい画像ですみません。が、なんとなく似た具合のチャコールっぽいブラウンなのがおわかりいただけるでしょうか。比較のためにしっかりめに塗っているので濃く出ていますが、もっともベタッとした色出しなのは32、もっともシアーよりなのは35で、35が一番赤みが少ないです。
32陰影と35夜煌を比較

35としいて言えば似ているかなと感じた32をチョイスして比べてみました。左が35で右が32です。


限定35のほうがグレー味があって大人っぽくてシック、定番32のほうが赤みや黄みが強い仕上がりです。
36 春鏡/HARUKAGAMI ※限定

2026年春の限定色。パッケージもホリデーシーズンのときと打って変わって明るいデザインです。

右上Bと左下C、そして右下Dもイエベ春っぽさを感じて楽しみでしたが、果たして左上Aは・・・?とは思いつつのスウォッチです。公式の説明では「まぶたに春めきを与えるピンク&オレンジに、アクセントとなる透明ペールカラーで今どきのクリアな印象に。なじみブラウンで陰影もアップ。」とあります。


これまでの定番色での「左上Aは薄付きで何度も重ねないと色味が出ない」という控えめな印象を打ち破り、Aが主張強め!うーん、どうしようと困りましたが、それは私がAのような存在のアイカラーをついつい「まぶた中央や目頭のラメ足しや涙袋」に使いたくなってしまうから。でもミラージュアップアイズではAは本来、最初にアイホールに広げるベース的な存在なのです。幸いにもギラギラはしていないので、右上Bや左下Cの下地にすれば、BやCをいい感じに明るく発色させてくれる色です。そしてBもCもかわいい!締め色Dもやわらかいブラウンでイエベ春向きです。

BとCのかわいさが表現できていないと思ったので別の日に撮ったのがこれ。かわいいです。
31夕晴と33花霞と36春鏡のBCを比較

イエベ春向きやピンクが印象的な3つのパレットを勝手にチョイス。右上Bと左下Cを比べてみます。左から、31、33、36です。


31夕晴はコーラルと言いつつもこうやって並べてみるとやはりオレンジっぽさが強く、ピンクがかわいい♪と思っていた33花霞も36春鏡と比べるとだいぶクール。イエベ春の私には36が使いたいパレットです。
31夕晴と33花霞と36春鏡のDを比較

次は、上で比較した3つのパレットの締め色ブラウンDを比べてみます。左から、31、33、36です。


真ん中の33花霞がしいていえばブルベ方向に振れていますね。31夕晴はイエベ向きの王道ブラウン、36春鏡はやわらかなやさしいブラウンでもっとも私の好みです。
全色使った私の感想

定番として展開されている4色(31・32・33・34)の特徴を簡単に挙げていきます。
- Aの白パールカラーは総じてパンチがない。ベースカラー的な存在なので当たり前ですし、アテニアは総じてコンサバな大人向きでもあると推測されるので、例えばアディクションのプリズムのような、心ときめくキラキラカラーではないです。使いやすいとはいえますが、涙袋や目頭のアクセントにしたり、上まぶたの中央にキラキラ乗せをしたりといった使い方を期待していると物足りないかも。
- Bをアイホールのメインに使うには、私にはどれも物足りなかったり肌と同化したり34だと白すぎたりで、ちょっぴり残念な存在。CやDと混ぜることで活路を見いだせる場合もありました。
- Cはどのパレットも使える色。32陰影はメタリックな粒が気になりましたが、アイホールに広げずに二重幅に塗れば明るめの締め色として機能しました。
- どのDもそこそこに発色します。
- 心配していた粉質はOK!「デパコス並み!」とバズっているプチプラの4色シャドウを買って、めちゃくちゃポロポロする!粉質がぜんぜんちがーう!とおののいたことがありますが、このアテニアのミラージュアップアイズはそんながっかり感はありません。お値段を考えたら優秀です。



