【2024年加筆・体験談】私が何度も受けているヒアルロン酸注入治療のさまざまな効果の中でも、今回は小鼻下から伸びるほうれい線と口角から伸びるマリオネットラインをクローズアップ!変化がわかるBeforeAfter画像もご紹介します。加齢による老化がある中で、まあまあいい状態を保てていると思います!
※複数回の注入治療による変化を、全例ではありませんが、時系列順でご紹介しています。Aが一番古く、B、C、Dと進むにつれて最近になります。
※画像のほうれい線と口角まわりは無加工です。ぼかしも全く入れていません。
※注入しているのは全て長期持続型ヒアルロン酸で、ボリューマの割合が高いです。
この記事の内容
A/初めてほうれい線が気になった!
ほうれい線は痩せたせい?加齢のせい?
40代後半の初注入で、2年持続のヒアルロン酸を入れてから約1年。「30代にしか見えない」と絶賛されることも増えて、大大大満足しています。 (嘘だと思う方もいるはずです。信じるかどうかはお任せします。私はもともと肌質もよくほめられていたので、その相乗効果もあると思います)
しかし最近、気がかりが出てきました。これまで気になったことがないほうれい線が目立つようになった気がする・・・。気のせい?と最初は思っていましたが、何度も何度も鏡を確認するうちに、気のせいではないと確信しました。
とある施術に通っているクリニックの看護師さんに悩みをこぼすと、「最近お痩せになった気がしていた。そのせいではないか」とのこと。はい、ちょっと考え事が重なった時期があり、食事の量が落ちていました。加齢によるたるみに加え、肉が減ったせいもあるのでしょうね。
ヘルプミー!ヒアルロン酸!
もちろん飛び込んだ場所は、以前もお世話になったヒアルロン酸注入のクリニック♪
注入したヒアルロン酸が2年持続するといわれていても、入れたての状態がそのままキープできるとは全く思っていませんでした。徐々に減っていくのはわかっていたので、1年過ぎてヒアルロン酸の減りが気になったらメンテナンスで追加注入をするつもりでした。それはもう少し先だったらいいなと思っていたのと、メンテする予定外のほうれい線だったので、「今回はほうれい線に照準を定めて、合計2本でお願いします」と依頼しました。
硬いの1本!やわらかめ1本!
先生は「1本を硬いタイプ、1本をちょっとやわらかめのタイプでいきましょう」とのことでした。ボリューマ1本と、それより一段階やわらかめのボリフト1本ですね。一番やわらかいタイプではないです。
硬いタイプは頬の高いところに何か所か入れてリフトアップしてほうれい線を引き上げました。配分は先生にお任せしていたのですが、以前も注入した顎にもちょこっと追加となりました。顎に入れると美人度がアップするんですよね♪ 今回はほうれい線が狙いなので頬の高さ出しだけに使う先生もいると思うのです。「ここに注入してください」「ここはおいくら万円です」と単純に受けるクリニックもあるようなので。それが悪いというわけではなく、悩みが一か所だけならいいと思うのですが、私が通っている先生は頬だけに注入するのではなく、バランスを取って注入します。だから不自然にならないのだと思います。
つまり先生の美意識に基づいた「いい感じの顔」に仕上がるので、先生のお顔の雰囲気や過去の症例写真が自分の好みに合致しているかはとても大切です。アヒル口や涙袋ぽっこりがお好きな先生のところには私は行きません。
やわらかいほうのヒアルロン酸はほうれい線をちょこちょこ埋めていきます。ほうれい線に入れるときにいや~な感じの痛みが少しあった程度で、頬の高いところに注入するときはまったく痛くありませんでした。先生によると、ほうれい線は一度にたくさん入れず、気になったらまたちょっとずつ入れていったほうがよいとのことでした。
終了後、見事にほうれい線が薄くなっていました。頬にも入れたので顔のフォルムがまあるく求心的になり、若返った顔に!!さすがの仕上がりです。帰り道からルンルン、帰ってもルンルン、翌日もルンルンです(笑)
今回のダウンタイムは、内出血全くなし!針穴がポツンと残っているのみでした。 打ち身が治りかけのような痛みが当日中はうっすらありましたが、翌日はちょっとした違和感だけになりました。入れた部分の見た目の不自然さはゼロです。
画像有/ほうれい線が薄くなった!
全く同じ角度でなくてすみません。一応、同じ場所で撮影しています。BeforeとAfterは注入同日の前後です。
こちらも同じ場所、そして同じ時間帯で撮影していますが、Afterは注入から20日後です。間違って、ほうれい線にまでモザイクかけちゃっている部分がある・・・ごめんなさい。写真で見るとわずかに薄くなっている程度ですが、実感からすればかなり薄くなりました。とっても満足しています。
B/またほうれい線に補充!
ほうれい線は減るのが早い?
ヒアルロン酸注入は、基本的には全体のバランスを見ながらお願いしていて、「ここだけに1本」というやり方はしていません。なので、前回のほうれい線撲滅に絞ったオーダーは本来の私の方向性とは違います。
ですが、数カ月してもう一度ほうれい線だけが気になり始めました。そこでまたクリニックにGo!「もとから考えていたメンテの時期とは違うので、できれば1本で」とお願いして、やわらかめのヒアルロン酸を1本入れていただきました。
画像有/打てば消えるほうれい線
それから1カ月後くらいのすっぴん画像です。ほうれい線以外の部分にぼかしを入れていますが、小鼻の根元から下りるほうれい線の部分は無加工です。ちょっぴり口角を上げて微笑んでいるかのような表情なので、口周りのシワが目立ちやすいはずですが、その状況でもこの状態って、けっこうすごくないですか?
ちなみに角度は、ややアゴをひいてカメラを見上げる感じで撮っています。なので、部屋着のタートルに顔が埋もれています(笑)このほうれい線、アラフィフにしてはがんばっていると私は満足しています。
画像有/未注入時とBの後を比較
いろいろと画像を漁っていたら、初めてヒアルロン酸を注入する直前に撮った数年前の写真を見つけました。ヒアルロン酸を何度か注入した後の私のほうれい線(Bよりも後)との比較とお見せします。
ほうれい線以外の部分を激しく加工していて申し訳ありませんが、小鼻からのびるほうれい線の部分とマリオネットラインは無加工で、モザイクもぼかしも一切入れていません。左のBeforeと右のAfterの間に受けた治療はヒアルロン酸以外もありますが、効果が大きいとされるウルセラやサーマクールは受けていません。ほうれい線のたるみに効くとされる施術は、ウルセラよりは低価格のハイフを1回のみです。「ほうれい線はここまでなくせる」「口角のたるみも減っている」の実例としてご覧いただければ幸いです。
C/全体タッチアップでほうれい線にも注入
画像有/ほうれい線も口角の影もキレイに!
左の施術前のBefore写真は上でご紹介した「未注入時とBの後を比較」の右の画像(Bよりも後)から少し月日が経った状態、右のAfter写真はその施術後です。ほうれい線やマリオネットラインのあたりは無加工です。春先の花粉症の時期だったので、Before写真のときは肌荒れしています。
ほうれい線に注入したヒアルロン酸は減りやすいというのが私の体感。おそらくよく動かす部位だからでしょうか。放置しておくともともとの骨や肉も減るので、口元の肉が「そげた」感じになり、口角の下あたりの影も目立ってきます。ほうれい線と口角からの線のダブルコンボは老化を強調するので辛いですよね。ですが注入した右の写真では、その陰が見事になくなっているのがお分かりいただけると思います。
注入したヒアルロン酸は減っていきますし、加齢も重ねています。それでも何も注入していなかったとき(前項の写真の左)よりも、今回の左のBeforeのほうがほうれい線が目立っていません。私はほうれい線だけをめがけて打ってもらったこともありますが、基本的には顔全体のアンチエイジングを目的に注入しています。頬などにも地道に入れて他の部分でもリフトしているので、「ほうれい線に入れたヒアルロン酸が減ればそれまで」ではなく、ほうれい線のヒアルロン酸が減っても顔全体の印象がいい感じに保たれているという実感があります。(それでもほうれい線のヒアルロン酸は他の部位よりもすぐに減る印象があります)
画像有/未注入時とCの後を比較
ヒアルロン酸を未注入の数年前の状態(左)と直近であるCのその後(右)を比較してみました。右が明るい中で撮影したことを差し引いても、ほうれい線のたるみや口角のもたつきの差は歴然です。
ちなみに左の写真は頬のアップですし、注入後のAfterと比べていることもあり、ほうれい線のすごさが目立ちますが、当時の顔全体を見たときの印象はそうひどくもなく、私自身もほうれい線は気にしていませんでした。先生からも特にほうれい線をフィーチャーして治療する旨の発言はありませんでしたし、ヒアルロン酸以外の治療をお願いしている先生からも「ほうれい線はないね」と言われていたくらい、年齢にしてはひどくないほうれい線だったのです。その状態よりも今はほうれい線が軽減しているので、ヒアルロン酸の改善効果はすごいと思います。
D/全体タッチアップでほうれい線にも注入
たっぷり3本を注入
注入に慣れてしまって不自然になるのを避けたく、しばらく自分にブレーキをかけていたため、Cから一年以上の時間を置いての注入治療でした。長期持続型ヒアルロン酸3本を使った顔全体のメンテナンスでは、コロナ禍で太って輪郭がもたついていたので主にフェイスラインを中心に整えていただきつつ、ほうれい線も攻めてもらいました。ほうれい線そのものに入れるだけでなく、頬から持ち上げるための注入もしていただいています。
画像有/ほうれい線も口角横のラインも薄く!
ななめ横からのすっぴん写真です。左が施術直前のBefore、右が施術翌日のAfterです。Afterは注入後すぐなので針孔のふくらみやうっすらモヤモヤ内出血のなどで肌が汚いです。目と鼻と唇の位置がわかるようにスタンプしました。ななめ横を向いているので実際には唇がスタンプのように全部見えているわけではありませんが、唇のはしっこの位置がわかるようにスタンプしています。
Beforeのほうれい線もそんなにひどくありませんが、右のAfterではほぼ消滅、口角横のラインもぐんと薄くなりました。「Afterの口角もけっこう目立つよね」と思われるかもしれませんが、この回は注入後の赤みや内出血が多く、そのせいで実際より目立っているのもあります。ダウンタイムを経て肌が落ち着いた今は、マリオネットラインはほとんど目立っていません。
比較写真をもう一枚。左は施術直前のBeforeで、この上でご紹介している左と同じ画像(スタンプ処理は違いますが肌は同じ)、右が施術後一週間のAfterです。口角横の赤みやふくらみが落ち着き、肌全体がフラットになりました。前から見るとほうれい線は小鼻から少しの距離までにうっすらとあり、口角横の線も少しありますが、私としてはとても満足。いい歳をした大人にしては、ほうれい線が「ほとんどない」と言えるレベルの状態だと思います。
E/全体タッチアップでほうれい線にも注入
控えめに2本を注入
定期的な注入により土台はできていると思っています。注入すればするほどきれいになれるのはわかっているので、たくさん注入したいのはやまやまですが、ナチュラルさが私の信条でもあるので、がまんして2本でお願いしました。ほうれい線にも他の部分にもちょこちょこと入れて整えていただいています。Dから約1年後の注入です。
画像有/未注入時と比較!
普通のBeforeAfterではおもしろくないので、角度や照明の条件が全く同じではありませんが、数年前のヒアルロン酸未注入時の画像と比べてみます。
この横からの画像では、今はほうれい線がまーったくないように見えますが、正面から見るとほうれい線の存在はもちろんあります。ですが、深くはなくうっすら。マリオネットラインとかぶるような長さでもないので、年齢にしてはよい状態を保てているのではないでしょうか。
ほうれい線の効果は氷山の一角
この記事ではほうれい線が改善した症例のみを取り上げています。写真で効果をお伝えしやすい部分でもあります。ですが、ほうれい線やマリオネットラインの改善はヒアルロン酸注入の効果の氷山の一角にすぎません。
頬がほんのり高くなり、おでこもほんのり丸くなり、こめかみの凹みが減り、目力もちょっとだけ増すなど、全体的にちょこまかちょこまかとした控えめな改善が自分でわかります。一か所一か所の変化は本当にわずかで、とても自然。でもこれらが総合されることで、とてつもない若見えパワーになると私は考えています。
今後のメンテナンス予定
あんなにウルセラやサーマクールを妄信していた私ですが、最近はヒアルロン酸サマサマ♪です。歳をとると、肉が落ちるだけでなく骨も痩せていくそうです。もちろん肉もやせて老けてみえます。そんなしぼんだ風船をちょっぴりふくらませて、幸せ顔にするのが治療の指針です。
とはいえ、やりすぎは禁物。今は自分の中にルールを敷いていて、顔のバランスを見ながら頬やこめかみなどにちょこちょこ注入してもらう全体的なメンテは年に1回で最大3本まで、ほうれい線だけが特に気になった場合は別枠としつつもそれも年に1回1本までと決めていて、この注入分を超える老化は受け入れることにしています。目袋脱脂と継続したヒアルロン酸注入でもう十分に若返りの恩恵は受けたので、それ以上の極端な若返りを求めすぎると不自然になるという判断です。
それでもどうにかしたいと思ったら、例えばカベリンであご下をすっきりさせる、フラクショナルレーザーやフォト系で顔の皮膚全体のハリを向上させる、超音波(ハイフ)でフェイスラインにカツを入れるなど、ヒアルロン酸とは違うアプローチによるアンチエイジングで盆栽のようにちょこちょこ手入れしながら全体の印象アップに努めます。今のところメスを入れるオペはしない予定です。これが、2024年現在の私の美容の方針です。