【画像有】ヒアルロン酸のその後は?目の下の切らないたるみとり(経結膜脱脂手術)体験記<1年後+数年後>
2020/05/28
黒クマ(影クマ)解消のために受けた目の下の切らないたるみとり(経結膜脱脂)+ヒアルロン酸注入の後、左目の下のふくらみが気になっていた私。おそらくではありますが、ヒアルロン酸の入れすぎであろうことは決定的でした。ただし、いわゆる「ボコる」という状態ほどひどくはないように感じていて、「ふくらみ」程度だと思っています。このブログ記事では、ヒアルロン酸注入の失敗(かも?)に私がどう対処したかをご紹介します。
Contents
ヒアルロン酸をどうすべき?現状と問題点を整理
たぶんプチ失敗しているであろうヒアルロン酸注入。どうしようかな?とちょっと悶々としてはいましたが、それほど焦っているわけではありませんでした。なぜなら・・・
★気になるのは左目だけ。しかも、手術をする前の、目袋によるふくらみとクマがあった頃に比べればうーんとマシな顔になっている(かなりポジティブ思考なのかもしれません)
★ちょっとくらいふくらみがあったほうが、「手術して変わった!」感がなくてよいのではないか(やはりポジティブ思考なようです)
★冷静に見れば、右目の下のふくらみは日に日に落ち着いてきて気にならないくらいフラットになった。左目の下も少しずつではあるがふくらみが減っている気がする。つまり入れすぎた量が右より多かっただけで、時間が経てば右のように落ち着くかも?
・・・と思っていたからです。不思議かもしれませんが、手術したクリニックや先生への怒りは全くありませんでした。理由はおそらく上記の理由1番目に書いたように、手術する前よりうーんとマシな顔になっていること。そして根本的な問題だった目袋はちゃんと取れていて、ヒアルロン酸注入の成果については二次的な問題だととらえていたからでしょう。
注入の得意なクリニックにヒアルロニダーゼ注入(修正)に行こうかと考えたことも数回ありました。しかし私は手術をするまでに悩みに悩み抜いたという経験がありました。目元には注射や手術のような施術を極力したくないという本能的な思いがあり、どうも気が乗りませんでした。しかも、ヒアルロニダーゼ+ヒアルロン酸再注入になった場合、1度の通院では済まないんですよね。なんだか面倒くさい!
というわけで、「修正するかどうかは経過を見てから決めよう」という結論に至り、時間が経つのを待つことにしたのです。そんな中、私が意識的に実行したこと2つを次に書きます。
目の下をちょこまか温めた!
入れすぎたヒアルロン酸の分解・吸収を早めるためにインディバをすすめているクリニックがあるので、「温めたほうがよいのだろうな」と何となく感じていました。そこで、コーヒーや紅茶を飲んだとき、ほどよく冷めたタイミングでマグカップの底を左目の下にあてるというとても変な行為を、思い出したときに実行していました。熱すぎるタイミングだと火傷しちゃいますので、熱いけど熱すぎないタイミングを狙うのがコツです。何度かすると、「今だな」というタイミングが計れるようになります♪
目の下を温めることが、ヒアルロン酸の分解に効果があるのか、正しいことなのかは、よくわかりません。お読みになっている方はそのあたりを重々ご承知くださいね。
スカーレットRFをビシバシあてた!
目元にスカーレットRFを3回施術しました。本来の目的は上まぶたのたるみを改善したかったからですが、同時に、ヒアルロン酸の分解や目の下をフラット化するのに少しは貢献するのでは?という下心もありました。うまく言い表せないのですが、皮膚にRFを送り込んでコラーゲンを生成するという刺激の中で、目の下の皮膚が“ならされて”いくような気がしたのです。
また、サーマクール(これもRFです)とヒアルロン酸注入を施術する場合の順番は、ヒアルロン酸が後のほうがよいとされています。ヒアルロン酸の後にサーマクールをすると吸収が早まる可能性を指摘されているクリニックもありますので、RF波の施術でヒアルロン酸の分解を進めるというのはあながち間違いではないのではと思います。(が、責任は持てませんのであしからずでございます!)
花粉症の時期に感じたこと
左目の下のふくらみは自分では若干気になっているものの、ボコボコになっているわけでもなかったので、他人から見れば「もとからあった目袋」程度にしか見えず、違和感があるような不自然な状態ではなかったと思います。上に書いたように「このままふくらみがしぼむまでを待ってみよう」と構えていました。ですが一度だけ「ん?ちょっと不自然?」と感じたことがあります。それは花粉症の時期の症状が最もひどい1日でした。
私は花粉症が“目にくる”タイプで、とにかく目の充血や目やにがひどいんです。特にひどかったその日も、目の周りの腫れやかゆみや充血と闘いながら過ごしていました。夜になりふと鏡を見たときに、いつもよりふくらみが目立つ。というかやや不自然に目立つ。・・・気がしました。
うまく言い表せませんが、皮膚は“生きて”いるので、腫れたなら腫れたなりに目の周りの皮膚が連動して変化しますよね。ところがヒアルロン酸の部分は“生きて”いないので、花粉症で悲鳴をあげている周囲の皮膚と、「挙動が違う」んです。この頃はまだ右の目の下のヒアルロン酸も完全にはフラットになっておらず、とはいえ普段はほとんどわからない状態だったのに、花粉症のこの日だけはちょっとだけ主張しているように見えました。
花粉症が一番つらかった日の夜に鏡をまじまじと見て感じたことなので、他人にもろにわかったわけではないと思います。でも、「ヒアルロン酸を入れるってこういうことなんだ・・・」と実感した出来事でした。
1年後には見事フラットに♪
小さな気がかりを抱えながら目元の変化をチェックをしながら過ごしていたら、1年後には左目の下のふくらみがほとんどなくなりました♪ 特に半年を過ぎた頃からのしぼみ度が目に見えて早かった気がします。
不思議なことに、右目の下は早い段階でふくらみがなくなってフラットになり、その後にへこむ・くぼむということはありませんでした。つまり、ヒアルロン酸がほぼなくなって(実際には微量の残存はあると思います)フラットになったらそのまま。新たにヒアルロン酸を注入する必要は今のところなさそうです。これを考えれば、左目の下もフラットになったらそのままなのでは?そのままだといいな・・・と感じています。
ヒアルロン酸を注入→ふくらむ→しぼんでフラットに→そのままフラットという状態であることを考えると、注入は不要で脱脂手術だけでよかったのではないかという考えがよぎるのも事実です。ですが、複数のクリニックで「注入もすべき」と断言されたので、何か理由があるのかもしれません。注入後は目の下がぶよぶよになったような感覚がしたので、目袋という足がかり(土台)が急になくなった目の下に、何か土台のようなものが要るような・・・そんな気もします。
ヒアルロン酸を選んでよかった!
脱脂手術を決意すると、目袋の脂肪を上手に取ってもらえるかどうかだけが大問題で、注入についてはどちらかといえばオマケ的存在でした。しかし私の場合、ふたを開けてみれば、脱脂については全く問題なしで、注入の仕上がりに悩まされました。
それでも心に余裕を持って経過を見ることができたのは、注入したのがヒアルロン酸だったからだと思います。この記事で書いたように、「いざとなれば修正ができる」ことから、脂肪やPRPではなくヒアルロン酸を注入することに決めたのですが、「ヒアルロン酸にして本当によかった!」と思いました。「ヒアルロニダーゼで溶かせる」「もう一度注入して調整できる」という事実が、安心を生み、焦らずでーんと構えることができた理由です。
このブログはかなり後から書いていますので、実はもう術後1年はとっくに大幅に過ぎています。今の時点でも目の下は、ふくらみもなくへこみもなく、フラットなまま。再注入もしていません。
将来的に悩むことがあるとすれば、それは手術の影響ではなく、新たに進んでいる老化によるもののような気がします。今後はレーザーやRFなどで、できるかぎり引き上げ・引き締めをしながらたるみを防ぎつつ、目の周りの皮膚を若く保ちたいです。段差がない以上、ヒアルロン酸の注入を検討することはないはずですし、注入は極力したくないですね・・・。
画像で確認!左目の下のふくらみが消滅
正面写真です。脱脂手術の後のヒアルロン酸注入でできたふくらみです。だんたんと小さくなるのを感じてはいたものの、1年間ほど気になっていました。
斜め横から見るともう少しわかりやすいです。左が鼻、右が目尻です。ふくらみがあるのをおわかりいただけるでしょうか?それでも手術前のふてぶてしい目袋よりはずーーっとマシだったので、焦燥感や悲壮感を抱くことはありませんでした。
約1年が経ち、ふくらみが気にならなくなった左目の下。線や影がほとんどないのをおわかりいただけると思います。
チンダル現象は多少はあったかも?
最後にチンダル現象について触れておきます。注入を考えている方はご存じかと思いますが、ヒアルロン酸を注射するとその部分が青白くなることをチンダル現象と呼びます。私はふくらみが消滅するかのほうが大きな焦点だったのでさほど重きを置いていませんでしたが、少しはチンダル現象があったかも?と感じています。
普通に明るい部屋などではわかりませんが、とてもとても明るい屋外や照明の色がとても明るくて目の下をビシバシ照らす場所などで、青白く見えている部分がある?という具合でした。その部分とは、手術直後の記事で紹介した「ここに注入した?」と思われる箇所です。以下のリンクで画像がご覧いただけます。
ただし上の画像ほどハッキリクッキリと青白くなっているわけではなくて、なんとなくぼんやりです。部屋の中で鏡を至近距離まで近づけても判別はできません。とーーっても明るい一定条件の場所で、そこにチンダル現象があるとわかっている私が見ればわかるという程度ですし、その青白い部分も日に日に薄くなっていきました。現在ではチンダル現象はほとんどなくなっているといえる状態だと判断しています。
なお、チンダル現象のことを私は大きな問題であるととらえませんでしたが、気になる方は一応念頭に置かれて、術後も念入りにチェックしたりコンシーラーを研究したりしたほうがよいかもしれません。ちなみに、目の下の目袋のたるみとチンダル現象のどちらを選ぶかと言われたら、私はもちろんチンダル現象を選びます。目袋との同居だけは二度とごめんです!
数年後もヒアルロン酸が残ってた!
ウルトラフォーマーでムクムクと現れた!
この段落は、手術から数年後に追記しています。
手術から数年を経て、目の下がすっかり落ち着いてフラットになった今、ヒアルロン酸は少しは残っているかもしれないけど、もうほとんどないだろうなと思っていました。が、しかし!ボコリが気になっていた左目の下のヒアルロン酸がまだまだご健在だったことがわかったのです。
きっかけは、「ウルトラフォーマー3」でした。この施術については改めて記事にする予定ですが、相当なパワーを発揮する施術のようで、先生が「たくさん打っといたよ」とおっしゃってくださったこともあり、ウルセラやサーマクールに慣れている私でも痛かったです。ダウンタイム(腫れ)も長めでした。その腫れた部位の一つが目の下でした。
その異変には、帰宅した夜、自宅で気づきました。昔、ヒアルロン酸注入のふくらみが気になっていた部分が、不自然にふくらんでいます。上のほうで書いたように、花粉症で腫れたときも変な挙動だったので、すぐにわかりました。皮膚の自然なつながりを思わせるふくらみではなくて、「そこに異物のヒアルロン酸発見!」と笑ってしまうくらいのふくらみ方でした。幸いにも腫れは1日ほどで引き、私の目の下は平穏な日々を取り戻しています。
フラクショナルレーザーでも出現!
その後、別のレーザー(結構お肌が熱くなる強いレーザー)を受けたときにも、目の下のヒアルロン酸がお出ましになりました。ちょうど写真を発見したので、掲載しておきます。
肌が荒れているのは強いレーザーを当てた直後だからです。水疱のようなものもできています。また、ふくらみの立体感がわかりやすいよう、色を暗め&コントラスト強めに調整しています。このふくらみ、アップで見るとそうでもないかもしれませんが、顔全体で見ると、わりとわかります。でもこのふくらみの命は短く、レーザーの赤みや刺激がおさまると同時に消えていきました。
私の体感では、「ひどい花粉症やレーザーなどで、顔や目の周りが通常以上に熱をもったときに、ヒアルロン酸がむくむくと顔を出すことがある」がわかった気がします。