【スウォッチ画像有・コスメ口コミ】私がほうれい線と小鼻を隠すために使っているコンシーラーを2つと隠し方のコツなどをご紹介します!パール系の筆ペンは使いません!
この記事の内容
凹凸は色素では隠せない
目袋の記事でも何度か書いてきたように、深いたるみ(凹凸)を色素で隠すのは難しいです。だってプロのメイクさんをもってしても、女優さん俳優さんの目袋は隠せていません。「年寄りに見せるためのあえてでしょ」と思う方がいるかもしれませんが、若い女優さんが老女を演じるとき以外は、隠しきれていないというのが真実だと思います。
若い女優さんでも「あ、この人、目袋があるな」と思って見ているうちに(人の目袋には敏感です)いつの間にか目袋を除去していることがありますよね。つまり、その女優さんは目袋を隠したかった、でもプロのメイクでは隠せていなかったと考えるのが妥当です。凹凸はカバーしづらいのです。
ほうれい線をなくすなら
ほうれい線が気になるとクリニックに駆け込んでヒアルロン酸さまのお世話になっています。そのため、年齢にしてはほうれい線が相当に軽微だと認識しています。
また、ほうれい線ケアには、ウルセラやサーマクールなどのレーザー施術を受けるという方法もあります。ほうれい線そのものをなくしたい人は、やはり美容医療をおすすめしたいです。コンシーラーの記事のはずなのに、元も子もない話ですみません。
ほうれい線をカバーするなら
美容医療推しの私ですが、ヒアルロン酸注入と注入の間の時期にほうれい線が気になってきている頃、「今日は大切な人と会うからしっかりほうれい線を隠したい」という日は、ほうれい線をカバーするためのベースメイクをすることもあります。この記事では、あくまでも軽微なほうれい線のたるみをごまかすための私の方法をお届けします。
「パール系筆ペンコンシーラーを伸ばす」はしない
ほうれい線隠しのテクニック紹介としてときどき見かけるのが「パール系の筆ペンコンシーラーをほうれい線に対してヨコに入れて(猫のひげのように入れて)伸ばす」というものです。私も一時期トライしたことがありました。でも、ちょっと不自然だと感じるようになりました。
ほうれい「線」なのに広く伸ばすと意味がない
ほうれい線は「線」です。まずは線を狙ってしっかり隠す必要があります。筆ペン系だと広がってしまうので線を狙い撃ちしづらいです。もし、猫のひげのように筆ペン系を塗って広く伸ばすという工程を取り入れたいなら、まずは線を消してからではないでしょうか。だとしても私は筆ペンではなく普通のベイスメイクアイテムを塗ったほうがいいとは思っています。理由はこの下にて。
顔がパールだらけになってしまうから変
メイクでほうれい線をカバーしようと思う方なら、きっとほかの部分のメイクにも気を遣われていそうです。今の時代、ハイライトを使われている可能性も高いですよね。目の下や目尻や鼻筋やおでこなどなどにハイライトを仕込んでいるのに、さらにほうれい線まわりにまでパールを使うと、顔中が光りまくりです。というか、ほうれい線って、本来白く光らせる場所ですか?変に光で飛ばそうとせず、ほうれい線周囲の肌色と同化させるほうが自然だし、それが優先ですよね。
どうせアブラっぽくなる場所だからねっちょりは不要
それから、ほうれい線の根元(小鼻まわり)は顔の中でもっともアブラっぽい場所。筆ペンタイプの液体コンシーラーを塗るより、ちょっとマット系に仕上げておくくらいでちょうどよいと思います。
隠したいのに逆に強調してしまうおそれあり
目袋のときに感じましたが、たるみのカバーに光を仕込むと、その下の黒さが透けて見えてしまい、その上がテカテカ白光りしていて、「ああ、そこを隠したいんだな」とわかってしまって痛々しくなりがちです。光らせたいところはとことん光らせてもいいけど、隠すための光は控えめに。そして光を仕込むにしても、その前に「線」を消しておくのが不可欠だと思います。
ピンク系で「線」を消す
このように、基本は「線」を消すのが第一という前提で話を進めます。コンシーラーの色はピンク系にたどり着きました。ピンク系で飛ばすという情報を数回見たことがあり、試してみたら、私の肌ではピンク系がよかったのです。小鼻の脇のほうれい線の根元は、ちょっと赤みがありますよね。だからピンク系のコンシーラーがそのあたりの肌色になじみつつ、少し明るめに仕上げることでカバーしてくれるのだと思います。ただし、ご自身に合う肌色ならベージュ系でもなんでもいいと思います。
舞妓はん/コンシーラー
いろんなコンシーラーを試しまくっていたときに買ったのか、その名残りで買ったのか、購入理由や時期はよく覚えていませんが、気が付けばうちに居ついていました。2色展開のうち01桜色(カバーピンク)です。冒頭に書いたように、ヒアルロン酸注入の効果が続いている間はほうれい線が深い状態ではないので、毎日使っているわけではありません。
変わった形のペン先。広い部分に塗りやすいです。
塗ってみるとクレヨンみたいな質感。上のラインはぐりぐりと数回、下は指で伸ばしてみた状態です。このピンクが私のほうれい線や小鼻あたりの陰りやくすみによくなじんでくれるのです。
イプサ/クリエイティブコンシーラーe
3色がセットされています。上から、ブラウン、ピンクオレンジ、ベイジュ。真ん中のピンクを単独で使うか、下のベイジュと混ぜて使います。
4カ所に塗り付けています。一番左が肌色に同化していますよね。一番左は私が最もよく塗る使い方で、ベイジュとピンクオレンジのミックスです。その右の3色は、ベイジュ、ピンクオレンジ、ブラウンを、パレットに配置された順番のまま塗っています。
舞妓はんとイプサを比較
私のほうれい線は舞妓はんのピンクのほうが隠れる気がするので、カバーしたい日は舞妓はんです。イプサを使うのはごくたまにで、薄くなってきた内出血の名残りがあったり、ポチッとできた吹き出物をカバーしたいとき。内出血や吹き出物隠しにイプサが出動するので、その流れでほうれい線にイプサを使います。
でも内出血用にコンシーラーを買ったのでイプサの出番は少なくなる見込みです・・・
コンシーラーを塗る場所
ピンクの線が示す部分、つまり小鼻の脇からほうれい線にかけて塗ります。小鼻の脇のほうれい線の根元がかげりが最も深いと思うので、そこをしっかりカバーするだけで、ほうれい線の印象がずいぶんやわらぐはずです。
コンシーラーは、根元から下の方へ伸びるほうれい線に沿っても描きますが、適当な場所で止めましょう。そして、根元も線状の部分も含め、コンシーラーを広げすぎないように自然に伸ばしてぼかしてください。隠す対象はあくまでも「線」なのですから。指でもいいですが、私は使い捨ての三角スポンジで叩き込みつつ周囲となじませることが多いです。
グリーンの線は小鼻の縦線です。ほうれい線とは関係ありませんが、ここにもコンシーラーを塗ると鼻のまわりが垢ぬける気がしています。
私のベースメイクは、日焼け止め→日焼け止め下地というように、UV下地系を2種類重ねて終わります。舞妓はんを塗ってよくなじませたら、その上には特に何もつけなくても不自然ではないのですが、ほうれい線を隠したい日はメイクに力を入れたい日なので、小鼻まわりを中心にさっとルースパウダーをはたいてぼやかします。ファンデ―ションを塗る方は、コンシーラーが伸びて薄まってしまわないよう、「置く」ようにして塗るとよいと思います。