【スウォッチ画像有・コスメ口コミ】出張や旅行でちょこちょことお泊りすることが多い私。できるだけ普段使っているハイライトと同じものを持ち歩きたい、でも荷物は少なくしたいという欲望を持つ私のミニサイズ探しの記録です。なお、昔はパウダーハイライトをよく使っていましたが、最近はハイライトはパウダーをつけるのではなく、ハイライト効果のある下地を別の下地に混ぜて使う派になりました。といってもハイライトが大好きでさんざんパウダーにも手を出してきたのですぐにパウダー愛用派に戻る可能性はあります。
この記事の内容
2017年頃
普段のベースメイクの手順
普段のベースメイクのステップはこんな感じです。
(1)紫外線をちゃんとカットするための日焼け止め下地(やや肌色補正効果ありが望ましい)を顔全体に塗る
(2)ツヤ出しと肌色補正のための下地(できればUVカット効果ありが望ましい)をハイライト的に顔の中心部に塗る
(3)ルーセントパウダーをはたく
家ではコスメデコルテのブライトニングベース
(2)のアイテムとしていつも使っているのはコスメデコルテの「ラクチュール ブライトニングベース」です。のびがよく、素肌の質感を隠しきらない程度にほんのり色づき、ツヤを出せる。オマケ程度だけどUVカット効果も入っている。私のお気に入りアイテムです。
ちなみに「素肌の質感を隠しきらない程度にほんのり色づく」は、私のベースメイクにおけるかなりのこだわりです。この年になると多少のシミなどのアラはあるものですが、それでも素肌の色や質感をベッタリ隠すより、素肌のキメが透けて見えるくらいのほうが清潔感があるような気がして好きなのです。なので(1)についても、「ほんの~り補正」が重要。「日焼け止め以上、BBクリームやCCクリーム以下」を求めてかなり探し求めたものを使っています。
コスメデコルテの下地は塗るとこんな感じです。実物はもう少しピンクが強いかも。ピンク系のとろりんとしたテクスチャーで、のばすとほとんど色はつきませんが、パール感があります。
しかしなにせこの下地、デカイ!んです。(1)の日焼け止め下地は紫外線を防ぐために必須な基本アイテムなので、サンプルパウチやミニサイズがなければ現品を持って行くのは仕方ありません。しかし、(2)に該当するこのコスメデコルテの下地まで持って行くと、チューブを2本持って行かなければならないことになり、荷物を少なくしたい私にとって大問題です。(2)にあたるこのコスデコの下地も、カウンターでお願いすればサンプルのミニチューブ(左)やパウチをいただけることもあります。でも、何袋もいただけるわけではなく、いただいたとしても出張や旅行で外泊する回数のほうが多いのです。そこで、省スペース化をめざして(2)の代用品探しに踏み切ることにしました。
ポーチにはポルジョのイルミネイティングタッチペン
最初のうちは、ミニサイズを販売しているツヤ出し下地を探していましたが、なかなか見つからないし、気に入るものもありません。そうこうしているうちに思い付いたのが、「そうだ!スティックタイプならいいのでは?」でした。
有名なサンローランのスティックタイプのコンシーラー「ラディアントタッチ」や、コスメデコルテの「ラクチュール イルミネイト コンシーラー」、ローラメルシエの「キャンドルグロウ コンシーラー アンド ハイライター」などを試しましたが、思ったよりシアー感がなく、修正液みたいな不透明感が気になりました。よく言えば、私が求めているよりもカバー力があるんですね。
そんなある日、気になる下地の一つである「ラトゥーエクラファンデーションプライマー」の情報をポール&ジョーのサイトで見ているときに、イルミネーティングタッチペンの存在に気づいたのです。
ポール&ジョーのイルミネイティングタッチペンは3色展開。早速お店に行き、実物を確認しました。01番ドラジェはほんのり色づき、02番ハニーが3色の中では一番カバー力があってクマにおすすめ、03番ネージュは色はほとんど色がつかず輝きを足すもの。しかも03番は、人気の下地ラトゥエクラファンデーションプライマーと似ているそうです。
説明を聞き、「01番か03番。たぶん03番が私が探しているものにどんぴしゃだわ」と思ったのですが、「小鼻に塗ってもよいですよ」とのことだったので01番も試しに買ってみました。写真は上が03番、下が01番です。
すごくみずみずしくて、不透明でなく、粉っぽくもないところが気に入りました。スウォッチ画像は上が03番、下が01番です。
上の画像から塗り広げてみました。上が03番、下が01番です。コスメデコルテのブライトニングベースと似た感じを求めるなら、明らかに03番です。パールの輝きをちゃんと感じられるところがコスメデコルテと似ています。
コスメデコルテのブライトニングベースは顔の中心部に割と広い範囲で塗っていましたが、このペンは目の下やおでこなどに塗り、本来の使い方であるハイライトとして使っています。UVカット効果がないのが残念ではありますが、これでお泊りのお荷物が一つ省スペース化できました!
イルミネイティングタッチペンとラトゥーエクラを比較
ベースメイク変遷の結果、2021年にラトゥーエクラを買ったので、比較してみます。左がイルミネイティグタッチペン03番ネージュ、右がラトゥーエクラファンデーションプライマー01番です。イルミネイティングタッチペンのほうが白っぽいですが、パール感やテクスチャーはよく似ています。
どちらもパール感がしっかりあります。
徐々に塗り広げていきました。色の差は若干はありますが広げるにつれて差はわからなくなっていきます。ところが、洗い流したときに大きく違いを感じました。お湯で洗い流すと、ラトゥーエクラの方はあっさり落ちたのに、イルミネイティングタッチペンはけっこうしぶとく残っていました。続いて泡のハンドソープを軽くつけてもう一度お湯で流しても、イルミネイティングタッチペンのほうは、「そこに何かを塗っていてそれがまだ残っている」のがわかる状態でした。
どちらがいい悪いというわけではありません。とにかく省スペースで済むハイライト的なものを持ち歩きたいという方で、ラトゥーエクラの雰囲気が好きという方には、イルミネイティングタッチペンは検討の候補に挙がると思います。
2018年~
普段のベースメイクの手順
普段のベースメイクのステップはこんな感じです。
(1)紫外線をちゃんとカットするための日焼け止め下地(やや肌色補正効果ありが望ましい)を顔全体に塗る
(2)ツヤ出しと肌色補正のための下地(できればUVカット効果ありが望ましい)を塗る
(3)ルーセントパウダーをはたいたりはたかなかったり
(4)ハイライトはパウダーだったりクリームタイプだったり
家ではパウダー→クリームに
歳をとったのか、UV下地で2段階で軽く肌色補正した後にちゃんとハイライトを使うようになりました。記事にしていないものも含め、とにかくすごい数のハイライトを買いました。
有名なMACのライトスカペードやダブルクリームはもちろん
プチプラ王者のセザンヌのもれなくチェック
こういうスティック状や他のプチプラもたくさん試しました
結局はパウダーはどうやっても至近距離でチェックすると粉っぽく見えるのが気になり、クリームタイプを好むようになりました。
ポーチにはエトヴォスのハイライトクリーム
いろいろ試していきながら、指にとって塗るクリームタイプのハイライトは小さめサイズが多かったので携帯するようになったり
あとは上でもご紹介したETVOSがなんとなくしっくりきてしまい、薄いコンパクトケースにミラーもついていてお直しにちょうどよかったりもして、けっこう長い間、家でもポーチの中でも一軍でした。
2021年~
普段のベースメイクの手順
コロナ禍でパウダーに揺れ動きはしたものの、やっぱりどうやっても近くで見ると「粉!!!」と思うようになり、気になったパウダーには手を出しつつも、普段の使用のほとんどはクリームタイプやハイライト効果のある下地を下地に混ぜるという方向にシフトしました。
家ではポルジョのラトゥーエクラ
リンメルのハイライト下地を混ぜてみようかなと買ってみたりして悪くはなかったのですが・・・
UV下地を顔全体に塗った後にポール&ジョーのラトゥーエクラファンデーションプライマーをUV下地に混ぜてから目の下や鼻筋に塗るというステップに落ち着きました。
ポーチにもポルジョのラトゥーエクラ
ポールジョーではたまにお買物することがあり、そのときにパウチをいただいたり、おまけでミニボトルやパウチがつくときはすかさず購入して、旅行時をしのいでいます。
2022年
家ではポルジョのラトゥーエクラ
相変わらず、他の下地に混ぜてから部分的に塗ることでハイライトとしています。お気に入りです。
ポーチにはマキアージュのドラマティックハイライター
ポール&ジョーの下地は付録やキャンペーンなどでパウチを手に入れやすいのが私にとって大きなメリットでした。でも、いつもいつもミニサイズのラトゥーエクラを入手できるわけではありません。イルミネイティングタッチペンをまた使おうかとも思いましたが、日焼け止め機能がないのと、UV下地に混ぜて薄めることで控えめに光らせたいという近年の私にとって、どんぴしゃのハイライトではなくなっていました。
そんな私の前に現れたのが、マキアージュのドラマティックハイライター(ハイライト用フェイスカラー)。発売を知ったときからブックマークして予約購入しました。なぜなら、8gのミニサイズだからです!
小ささをご覧あれ!
もちろんミニサイズというだけでなく、SPF30・PA+++というUVカット効果や、「うるおっているような光沢感、濡れつや美容液ハイライト」という特長にも惹かれました。
ラトゥーエクラとドラマティックハイライターを比較
左がマキアージュのドラマティックハイライター、右がポール&ジョーのラトゥーエクラファンデーションプライマーです。ラトゥーエクラはラベンダーパールの下地として親しまれていると思いますが、比べてみるとマキアージュのほうがラベンダーピンクですね。
ラトゥーエクラは「化粧下地・美容液」と記載されていて、保湿力に自信があることは知っていました。店頭でも「保湿力あります」という説明をいただいていました。ですがマキアージュも劣らぬ、というかそれ以上の保湿感がありました。色味の違いは塗り広げるごとにわからなくなっていきます。私は他の下地に混ぜて使うので、さらに色の差はわかりにくくなります。
ラトウーエクラとの違いは、強いて挙げるなら混ぜやすさでしょうか。他のUV下地と混ぜたときに、おそらく硬さの問題だと思われますが、ラトゥーエクラのほうがなじみやすい気がしました。なので、マキアージュは混ぜずに上から重ねる本来の使い方をするかもしれません。
とはいえ、ラトゥーエクラのサンプルサイズがないとき用に買ったマキアージュも十分に一軍だとわかったので、ポーチに入れて、安心です!