【メイクtips・口コミ】メイクをちゃんとするようになったのは40歳以降。メイク下手で不器用でかなりの面倒くさがりの私のメイクの全手順や使っているコスメを記事にしてみました。そんなに参考にならないと思いますが、「エイジングが気になっているけど不器用だし手は抜きたい」という方や同じような年代の方のご参考になればうれしいです。
★はいつも、☆はしたりしなかったり
ご紹介しているのは、時間に余裕がありまくりのときの全工程です。フルでやるのは一年に一回くらいで、気分や時間に合わせてどこかを端折って取捨選択しています。
よって、常にすることは「★」、気分や時間でしたりしなかったりすることには「☆」をつけました。
普段のメイクで最も多いパターンは、コンシーラーなしで、マスク生活になってからはチークも省く日が多く、基本はベースメイク→眉→アイシャドウ・アイライン→リップメイクです。
メイクを変えることもあるので、ご紹介しているのはこの記事の最終更新日の時点での方法です。
大切な下準備
★カラコンを装着する
スキンケアが顔や目周りの肌に付着する前に、カラコンを入れます。コンタクトレンズは生活必需品ですが、カラーコンタクトレンズは私にとってメイクの一部です。カラコンのおかげでアイメイクを安心してさぼれている気もします。
おばさんのくせにカラコン!?と思わないでください。この世には不自然なカラコンばかりではないし、私の瞳をくりっと可愛くハッキリ見せてくれるものもあるのです。詳しくは下記にて。
★目元をしっかり保湿する
メイク前のスキンケアについては、特に高価なアイテムは使わず、複雑なステップも踏みません。目元のみアイケアやクリームなどをしっかり塗っておきます。目元のシワシワは年齢を強調しますし、たっぷりうるおっているだけでかなりの美肌演出になるからです。
以下記事で書きましたが、フラクショナルレーザーの後のダウンタイムで、とにかく凹凸を水分や油分で埋めるだけで粗をごまかせてなめらかに見えることをひしひしと悟りました。
肝心かなめのベースメイク
手順にして書き出すといろいろやってるように見えますが、ベースメイクは超早く終わります。
★高SPF&高保湿の日焼け止めを塗る
スキンケアの仕上げかつベースメイクのファーストステップです。もう最後のストックもなくなって久しいのですが、ディシラを愛用していました。後継品を探してさまよい、クレドのクレームUVを経て、2024年現在はカバーマークの日焼け止めクリームを使っています。
☆目の下にコンシーラーを塗る
基本的に、目元の陰りはそんなに目立っていないし、ベースメイクで隠れる程度だと認識していますが、青みをしっかり隠したいときはコンシーラーを塗ります。下記でいくつかのコンシーラーを取り上げていて、まだ記事にはしていないのですが、最近買った&beのコンシーラーがねっちょりしていていい感じです。
★ほんのり色づくツヤ肌UV下地を塗る
日焼け止めやコンシーラーを塗った後なので、手の甲に出してから右手の真ん中3本の指に広く取り、「置くように」して肌にスタンプ状に置いてから塗り伸ばします。
その後にルースパウダーを使ったり使わなかったりをずーっとさまよっています。私は雑な性格なので「そ~っと微量のパウダーで磨く」といった繊細なつけ方ができません。なにを使っても粉っぽさは絶対に出てしまいます。私はUV下地クリームのツヤを残したままの肌感が好きなのですが、お粉の口コミを見ると、皆さんお粉できれいになっているようです。お粉には魔法をかけてくれるようなイメージもあり、ついつい買ってしまいます。
私にとってはこのステップのUV下地がファンデーションのようなものなので、美肌のカギを握っています。常に最良のものを探していて、そのようすは下記で詳しくご紹介していますが、今のとりあえずの暫定は、ラロッシュポゼです。
☆ハイライトを塗る
パウダーハイライトもスティック状のハイライトもたくさん試してきましたが、パウダーはふとした瞬間に「粉っぽい」と感じることが多く(不器用なのでつけすぎの可能性あり。ファンデを塗っていないから下地の保湿力がパウダーをたっぷり拾っている可能性もあり)、スティック状ハイライトも開け閉めと指で取る工程がなんだか面倒くさい。
ってことで、ポール&ジョーのラトゥーエクラファンデーションプライマーです。ただしこれ一つだけを塗ると「頑張ってます感」を醸し出してしまうので、この一つ前の工程で使ったUV下地に混ぜて自然な色合いに調整してから、目の下の三角ゾーンとおでこの中心と鼻筋などに塗っています。これで十分に微発光肌になりますし、全体に塗らないことで塗った部分だけが明るくなるため、シェーディングをしなくてもある程度の明るさのコントラストができます。
マスク生活以前はハイライト必須でしたが、マスク生活になってからは、ハイライトを使わない日もちらほら出てきました。UV下地の段階でまあまあツヤは出ていると思うので。
外出時のお化粧直しはハイライトの付け直しになります。ポーチの中には&beのコンパクトタイプのクリームハイライトを入れています。鏡がついているので便利です。
☆ほうれい線にコンシーラーを塗る
自分で言うのもナンですが、年齢のわりにほうれい線は少ないと思っています。それは注入したヒアルロン酸が何よりのコンシーラーだからです。
ただし、ヒアルロン酸が減ってきて何となく気になってきたら、舞妓はんのコンシーラーの桜色を小鼻の脇に仕込むことがあります。使い捨ての三角スポンジで叩き込みつつなじませます。
☆小鼻にパウダーをはたく
ほうれい線にコンシーラーを塗ったときのみ、不器用な私なので上手くぼかせていないおそれもあるかなということで、念のため小鼻部分にパウダーをはたきます。今はセザンヌのうるふわ仕上げパウダー03番ルーセントクリアを使っています。
パウダーを敬遠気味の私ですが、マスク生活の夏場はちょっと頼りました。どうせならUVカットもしたいということで、UVカット機能のあるルースパウダーを中心に使っています。
面倒くさっ!なアイメイク
不器用なので、メイクしていてイラッとすることが多い工程です。よくはみ出したり付けすぎたりするので綿棒とスポンジは必須です。
★眉を描く
アイシャドウが先かアイブロウが先かという話題もあるようですが、私はアイブロウから手をつける派です。おそらく一番面倒だと感じているからでしょう。眉を描く前に、綿棒を使って眉毛の間に入り込んだ下地類を取り除きます。これが面倒くさがりの私がしている中で一番エヘン!なことです。
大昔はコスメデコルテのアイブロウペンシルを使っていましたが、リニューアルのときにアテニアのアイブロウペンシルに乗り換えて以来、ずっとダークブラウンを使っています。以前は眉マスカラを使って仕上げていましたが、面倒くさすぎて最近はアイブロウペンシルのみで仕上げています。
アートメイクをして劇的に眉を描くのがラクになりました。デメリットはナシ!と言いたいところですが、すっぴん眉でも普通にキレイなので、眉を描くのを忘れることがあるのがデメリットでしょうか。
☆眉マスカラを塗る
丁寧に仕上げたいときは眉マスカラを塗ります。コストをかけたくないので絶対にプチプラで済ませる工程です。ヘビーローテーションの中からアイブロウライナーに近い色を選んでいましたが、濃い眉ブームが去り、2024年はヘビーローテーションの中でもアッシュブラウンやナチュラルアッシュなどの明るめの色、うす眉メーカーなどをさまよっています。
☆眉下にシェーディングを入れる
毎回は入れません。時間がとてもあるときや、今日は顔を少しでもきれいに見せたいというとき限定です。眉の下にうす~~~~いグレージュカラーのシャドウをぼんや~~り入れて、眉と目の間隔を狭めます。眉下にハイライトを入れる方法もよく見かけますが、あれをやると眉と目の間が広く見えますよね。特に眉山の下を白くさせていると、年代を感じてしまいます。とある雑誌の表紙に元アイドルのアラフィフ女性が眉下が白いメイクで出ていたのを見たときもそう思いました。
使う色は、アディクションなら002M Thousand Feathers、シュウウエムラならM ミディアムベージュ 845です。
★涙袋とリップのアウトラインを描く
これは私のはずせない工程です。ベージュブロンズ系のパール入りアイライナーで涙袋に色を入れるのですが、同じ色をリップラインのふちどりにも使います。同じ色にするのは、主に使っている涙袋ライナーの色をくちびるの付近に塗っても変じゃないからで、たとえば涙袋に赤い色を入れるなら、リップラインのアウトラインには使いません。
「リップラインのふちどり」がわかりにくいかもしれません。リップラインは後できちんと描くのです。その前に、リップラインの上の山のやや外側を、ちょうどリップラインの幅半分と涙袋ライナーの幅半分が重なるくらいのイメージで描いておきます。リップラインもややオーバーリップ気味に描くのですが、そのすぐ外側をキラキラライナーでひと塗りしておくと、上唇の厚みが強調されてめくれたような感じを強調できます。
鼻の下の長さは短いほうがいいと聞きますし、中顔面をなるべく埋めたい面長の私にとっては重要な工程です。
以前はメイベリンのハイパーライトライナーのブロンズライトを愛用していましたが、廃番にともない、いろいろさまよっています。最近は韓国コスメbbia(ピアー)の09や10あたりを使うことが多いです。
★アイホールカラーを入れる
アイシャドウベースは塗りません。面倒なので。保湿力のある下地を2つ塗っているので、それでベースができていると無理やり考えています。そもそもメーカさんにはベースを塗らなくて済むアイシャドウをつくってほしいですね。
パールがばっちり入っているとまぶたのシワ感を強調するので、パール控えめかマットなアイシャドウを選びます。コンサバ趣味なので、控えめなくすみピンク系やオレンジブラウン系などが多いです。せっかちでバババッと塗るのでつけすぎることがあり、使い捨てのスポンジでぽんぽんと色を取り除くこともあります。
アディクションよりシュウウエムラのほうが粉質も発色がいいと感じています。ただ、アディクションのマット系の発色が悪い控えめなのは、不器用な私には便利で、新色もよく出るので買うのも楽しく、アディクションが増えてしまいます。プチプラも使います。
以前はコスメデコルテのアイグロウジェムが大好きでしたが、指で塗ると指でまぶたが隠れてよく見えなくて上手く塗れないことが多く、さらに指をメイク中に一度きれいにしないといけないのも面倒で、使わなくなりました。使い捨てのチップにとって涙袋に入れることはたまにあります。
☆アイラインを描く
面倒くさがりなのでアイラインは毎回引くわけではありません。それでも他の「☆」をつけた項目よりは実行頻度が高いです。
アイラインを引くときは顔の印象をきっちり見せたいときなので、目頭側はちょっとだけ目の内側に入れこむようにしながらいわゆる「目頭切開ライン」を描き、目尻は極端にはみ出さないまでもちょこっとはみ出させて目の横幅と存在感を強調します。
まつ毛の間というか内側に入れるインラインは描きません。面倒くさいし、粘膜部分を覆うのはドライアイのもとになるとも思っています。
アイライナーはペンシルONLY。リキッドはうまく使えません。しばらくファシオのダークブラウンを愛用していましたが、最近はケイトのレアフィットジェルペンシルで締め色を、下まぶたのかわいい色はキャンメイクのクリーミータッチライナーによく手が伸びます。
アイラインが先かアイシャドウの締め色が先かという問題がありますが(と思っていますが)、私はアイラインをきれいに引けません。ガタガタだし、まつ毛のすぐ上ぴったりにうまく引けずに、まつ毛との間にスキマが空いていることもあるほど下手です。その上からアイシャドウの締め色でごまかす必要が絶対にあるため、アイライン→アイシャドウ締め色という順番は死守します。
★締め色を入れる
「濃い茶色の締め色を入れました!」という色はさすがに入れません。ですがアイラインを入れないときもあるので、ブラウン系の何かを二重幅あたり(加齢とともに奥二重気味…)にざっと塗ります。アイラインを引いているときも、上記で書いたように下手くそなガタガタアイラインをごまかすために、やはり締め色アイシャドウは必要です。
締め色アイシャドウは平らな筆を横にして塗ってから、広い面でぼかしてごまかしています。
☆下まぶたの目尻に色を入れる
最近メイクするようになった箇所です。下まぶたの目尻側1/3くらいに色を入れると、デカ目効果があなどれないなと感じたので、毎回ではありませんが取り入れるようになりました。アイホールカラーや締め色のアイシャドウを使うこともありますが、筆を使って細かい部分を塗るのは苦手で、ペンシルのほうが断然塗りやすいです。アイシャドウの色味となじみそうなときはbbia(ピアー)の05~07あたりを気分で使っていましたが、最近はキャンメイクが多いです。
★下まぶたの際に薄~いラインを描く
マスカラは面倒なのでほとんど塗りません。でも面長をカバーするためにあったほうがよいのはわかっています。特に下まぶた。でもやっぱり面倒だし、下まぶたの印象をはっきりさせるための代わりの方法として、うす~いアイラインを入れます。濃い色のアイラインをくっきり入れると悪目立ちするし、昔っぽくなりそうな気がするのです。
いろいろ試していますが、つい手に取っちゃうのはケイトのダブルラインエキスパート。薄いグレーで、「塗りました感」は全くないのに、引いていないときと比べると目の印象がぐんと強くなります。
☆目頭ハイライトを入れる
たまにしか入れません。bbia(ピアー)のペンシルで目頭部分にくの字に入れたり、下記でご紹介しているようなハイライトペンシルを使うこともあります。外出先の場合は、&beのクリームハイライトを指でとってちょこっと塗ったりしています。
ぽってりが命のリップメイク
★リップラインを描く
アイメイクのところでご紹介したように、涙袋ライナーで唇の上の山を囲っています。その少し内側を、ラインどうしが半分かぶるくらいに、でも本来のリップラインよりはちょっとはみ出す程度にリップラインを引きます。こうすると上唇がちょっぴりめくれたようになり、気に入っています。
今はリップラインを引かないメイクが主流かもしれませんが、顔の印象がぼやけてくる年代になると、引いていたほうがくっきりすると私は思ってます。
リップラインの色だけが突出して濃いと古くさくなるので、展開色の中では一番控えめな色をチョイス。繰り出し式のペンシルタイプしか使いません。使うブランドはあまり決まっていなくて、適当に買います。
☆リップクリームを塗る
毎回の工程ではありません。最初に塗るとリップラインの部分を干渉する可能性があるため、リップラインの後に、唇の主に中央部分にざっと塗ります。
★口紅(+グロス)を塗る
唇のくすみが気になるので薄すぎないもので、でもごってり濃くなく、明るめカラーが好きです。塗りなおす手間が減るのでもちろんティントが好き。なんとなくディオールのアディクトリップグロウを買い続けています。お気に入りはウルトラピンク。
持ち歩きは細身のケサランパサラン。ウルトラピンクに似た色があるのでリピしていましたが、好きな色のうちひとつが廃盤になり、最近は新しいリップを模索中です。
頻度は少ないですが、グロスを塗るときはマキシマイザーに手が伸びちゃいます。
あとは余力でフィニッシュ
☆チークを入れる
以前は必須の工程でしたが、マスク生活以降はさぼりがち。マスクをはずして飲食する予定があるときには入れます。
ポーチにはスックを入れています。家でのメイクはなぜかよくわかりませんがセザンヌに手が伸びてしまいます。以前はキッカやETVOSのクリームタイプのチークが好きでしたが、今はもう手に入りませんね。
☆ごくたまにマスカラを塗る
すごくはっきり見せたい日以外はほぼ塗りません。使い切る前に品質が気になって処分するくらいに使いません。だからプチプラを適当に買っています。不器用なのに回数を重ねていないのでド下手なので、必ずマスカラコームを使うようになりました。面倒ですがそちらのほうがぐんと仕上がりがよいのです。そして下まぶたに必ずついてしまうため綿棒は必須です。マスカラを塗った日は必ずマスカラコートも塗ります。
☆鼻筋ハイライトとシェーディングを入れる
以前ははりきりメイク(笑)のときしか入れていませんでした。下手な私がやっても不自然になるばかりなのです。ですが、リモートワークが増えて以降、画面越しに美しく見せたいときには、下手さ加減まではそんなに伝わりませんし、ハイライトやシェーディングが効果的です。よって、時間があれば積極的に入れるようになりました。
ハイライトは以下。上のほうでご紹介しているラトゥーエクラを鼻筋にちょんちょんで代用することもあります。シェーディングは以前ETVOSで買った河北さんコラボのペンシルを愛用。&beで似たものも販売されています。2024年はカネボウの大ヒットした口紅のようなシェーディングクレヨンであるシャドウオンフェースを使っています。